→バックナンバーはこちらから スローライフVo.32/甘い唐辛子の前菜「ロースト・パプリカ」 　最近、我が家でゲストを迎えるときに必ずと言っていいほど登場するのが、今回、ご紹介する「ロースト・パプリカ」のマリネ。 　食品の材料というのは、熱を加えると、その味が大きく変化するが、多くの野菜たちは熱を加えると甘みを増すものが多い。 　玉ネギ、キャベツ、ニンジンなども熱を加えることによって甘くなるが、このパプリカの甘さは格別。 　パプリカの学名は「Capsicum annuum cv」 　実は唐辛子の学名は「Capsicum annuum 」で、尻尾に僅かに「cv」という文字が入るだけで、天と地の味わいの違いとなる。 　マーケットに行くと「カラー・ピーマン」のネーミングで売られていたりもするが、ピーマンの味を想像している、その意外な美味しさに打ちのめされる。 　やはりローストしたカリカリのガーリックを載せて食べると、一人で大きなパプリカ3個は食べてしまうのである。 　 「ロースト・パプリカ」 材料 ・ パプリカ　赤・黄など3個 ・ ニンニク ・ オリーヴオイル ・ ビネガー ・ 塩・コショー ・ 砂糖 作り方 �@ オリーヴオイルの中に薄切りにしたニンニクを入れて熱し、ニンニクが焦げないようにしながら、ガーリックオイルを作る。ニンニクは別に取り分けておく。 �A パプリカを半分に切って、種を取り除き、トースターで皮が焦げるくらいに焼く。よく焼けたら、（写真中段）皮をむいて（写真下段）細く切る。 �B オリーヴオイルとビネガーを５：１の割合で混ぜ合わせ、塩、コショー、砂糖少々（本当に少し）を加えてドレッシングを作る。 �C パプリカにドレッシングをあえて器に盛り、ブラックペッパー、パルメザンチーズをかける。 �D 最後に�@で作っておいたガーリックを載せる。 Copyright(c) tokichi kimura All Rights Reserved.