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スローライフVo.31/エスパルス開幕戦


 このサイトでも度々触れているが、元Jリーガーの長谷川健太氏とは現役時代から家族ぐるみのお付き合いで、ご夫人は我々と一緒に河口湖マラソンも走っている。
 ご周知のようにその長谷川健太氏が、今年から古巣である「清水エスパルス」の監督に就任し、Jリーグ界もっとも若い監督として注目を浴びている。で、健太氏から開幕戦の招待を受け、我々は家族総出でエスパルスのホームグランドである「日本平スタジアム」に応援に駆け付けた。
 試合前のセレモニーでは静岡市長が挨拶をし、エスパルスのテーマカラーであるオレンジ色の風船が放たれ、開幕戦を賑やかに盛り上げた。
 「サンフィレッツェ広島」との対戦は、0対0で迎えた後半が始まってすぐ、交代で登場した澤登正朗選手のゴールで先制したが、その後に反撃され、結果的には惜しくも1対1のタイで終わった。
 だが「開幕戦では守りに徹した」という、新監督の戦術の手応えは、十分にあったようで、今後の躍進ぶりが楽しみである。
 長谷川健太氏はボクより7歳も若い39歳。さきほども言ったようにJリーグ界、もっとも若い監督である。が、日ごろからとても落ち着きがあり、勝負に「勝つこと」に対する執着心は人一倍強い。
 ボクたちが出会うきっかけになった、グアムで開催されたトライアスロン大会でも全力を尽くしていたし、我が息子とのテレビゲームでも本気で勝負する。そしてなによりも感じるのは、彼がサッカーを心から愛している・・・ということである。
 そんな新監督の、なにごとにも「負けず嫌い」の性格と、指導者に相応しい大きな包容力を発揮して、このところやや低迷気味のチームを、是非とも優勝に導き、我々にも大きな勇気を与えて欲しいものである。
 


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