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スローライフVo.24/「第6回ラウンド富士」報告


 鬼気迫る形相でパドルを握り、湖岸に辿り着くとそのまま倒れ込み、あとは気力で這いずりながらゴール・・・
 今年で6回目を迎えたアドヴェンチャーレース「ラウンド富士」は、不運にも入梅したその日に当たってしまった。
 今年のステージは3つ。
 カヌー、ラン&スピードハイク(マウンテンラン)、そしてフリークライミング。
 その結果、カヌー、ラン&スピードハイクの後、再びカヌーのステージを設け、これまでの大会を通じて初の、カヌーでのゴールとなったのだ。
 今年のレースは小雨の西湖をカヌーで一周することから始まった。
 1時間足らずでトップ選手がスタート地点に戻ってくる。
 次のステージは、湖畔の道路を約2,5キロのランニングの後、西湖をぐるりと一周するように連なる山々を、スピードハイクで駆け抜けるコースが待ち構えている。
 このコースの総距離は直線にすれば8キロほどだが、最初に200メートルを駆け登り、その後もダラダラと200メートルの登りが続く、そしてそこから一気に400メートルの下りだ。そして再び、600メートルの登り。そこからしばらくはアップダウンの続く厳しい尾根を縦走し、最後に約800メートルを駆け下りるのだ。
 普段、どれだけ足腰を強化しようとも、このコースは容赦なく足にダメージを与える。
 そして山から下りてカヌーでゴールを目指すのだが、ほとんどの選手が、カヌーから飛び降りた途端に足に激しい痙攣を起こし、中には冒頭で紹介したように、這いずってゴールラインに辿り着いた選手もいた。
 と、かなり厳しいレースとなったが、幸いケガ人もなく、(ご覧の後姿の選手のように、激しく転倒した跡は見られたが)今年も無事、レースを終えることができた。
 レースの後はいつものように、やり遂げた充実感と爽やかな笑顔に包まれた表彰式パーティーで、楽しくレースを締めくくったのであった。
 選手の皆さん! それに雨の中、黙々と役割をこなしてくれたボランティア・スタッフの皆さん! 今年も有難う!

 最後になりましたが、「ラウンド富士」に深いご理解と、温かいご支援を頂いた、下記の各企業に深く感謝したいと思います。
「ボルヴィック」キリンMCダノン・ウォーター
「サロモン&テーラーメード」
「スコッチハウス」三陽商会
   


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