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スローライフVo.40/アジアン・クロスティーニ
イタリアを旅していると、いろいろなレストランで「クロスティーニ」と呼ばれる料理が出される。これはバケットの上に生ハムや、レバー・ペーストなどが塗られたカナッペの一種で、主にアペタイザーとして出される。
イタリアにはトマトとバジルを載せた「ブルスケッタ」という料理があるが、あれも「クロスティーニ」の一種と解釈してもいいだろう。
さて日本にも和製「クロスティーニ」がある。
ボクの大阪のミナミの行きつけの居酒屋で「たこ政」という店があるが、そこは「鍬焼き」という料理を売り物にしている。で、そこで出される「エビパン」が、ボクが勝手に名付けた和製「クロスティーニ」である。
その「エビパン」はエビのペーストを塗った食パンを、パンごと揚げてあるので、些か、オイリーである。で、少し健康に気を遣って、アジア風の味付けで、しかも揚げるのではなく、オーブン・トースターで焼いてみた。
冷えても美味しいし、ホーム・パーティにぴったりの一品である。
<材料>
エビ200g、鶏挽肉150c・ニラ半束・タマネギ半個・卵1個・食パン一斤
ニンニク1カケ・コリアンダー小さじ1・ターメリック小さじ1・ナンプラー小さじ1
<作り方>
@ エビは背わたを取って、塩水で洗い水分をとっておく。ニラ、タマネギ、ニンニクはみじん切り。
A @の材料と鶏挽肉をフードプロセッサーにいれて、さらに生卵を入れてペースト状にする。そこにコリアンダー、ターメリック、ナンプラーを入れてよく混ぜ合わせる。
B 食パン1枚を4等分して、Aをたっぷりと塗り、オーブン・トースターで20分ほど焼く。こんがりと焼き色がついたら、出来上がり。
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