木村東吉 1958年 大阪生まれ。
二十歳で上京して、雑誌「POPEYE」「MEN'S CLUB」「チェックメイト」等の表紙を飾り、とくに「POPEYE」では得意の料理を披露し、「満腹亭トウキチ」のネーミングで6年間に亘って料理ページを担当する。著書『異国風料理学校』の他、料理雑誌「オレンジページ」のアウトドア特集号、NHK「趣味悠々」アウトドア・クッキング特集号に、出演ならびに料理製作を担当。その他、料理に関する著書も多数出版している。
1980年代後半よりアウトドア・ライフに軸足を置き、90年代にはコールマンの初代アドバイザー、キャラクターを努め、日本に於けるオートキャンプブームの牽引役となった。
NHK教育テレビ「ひとりでできるもん」第2シリーズ(1994年)に於いて、主人公の二人の小学生に、アウトドアを指導する役柄で出演、監修をしている。その他、教育的立場でのアウトドアの在り方を提言。数多くの教育番組に出演している。
また2013年には、長年に亘って富士五湖地方の魅力を発信したとして、「NHK地域放送文化賞」も受賞している
1990年代よりアドベンチャー・レース等にチャンレンジを続け、アメリカのミネソタ州を縦断するレース「ミネソタ・ボーダー・トゥ・ボーダー」、世界一過酷と言われる「レイド・ゴロワーズ」に日本人として初出場を果たした。 またその経験を活かし、日本で初の本格的アドベンチャー・レースと言われる「トロフィー・ボルヴィック」のレース・ディレクターも務めた。また自身でも「ラウンド富士」「ジャングルアイス」などのレースを主催し、多くの優れたアスリートを輩出した。
2010年より素足に近い感覚で走ることのできる「ワラーチ・ランニング」の普及に努め、今現在も自家製ワラーチの作り方、走り方の指導を行っている。