モンスターカレンダー

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NatureAcademyの最近のブログ記事

好きこそモノの上手なれ

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IMGP6008.JPG
 「やまなし産業支援機構」という社団法人の団体があり、その団体では、県内で新たに事業を起こす事業主に対して支援を行っている。その支援内容は、新たに事業を起こす上で、専門家のアドバイスを受ける必要がある場合、その経費を負担してくれるというモノ。
 新たに忍野村でキャンピングカーの販売や、アメリカからアウトドア関連の商品の輸入販売を始めるという会社があり、この度、その会社の依頼によって、専門家としてコンサルティングを行うことになった。
 まあコンサルティングと言っても、ボクがこれまで関わってきたアウトドア・ライフの実態を詳しく説明し、それと同時に、マスメディアに関わる者として、広告や露出の仕方などのノウハウを指導するというものだ。
 このコンサルティングは合計3回を予定しており、まず第一回目は1980年代から現在までの日本に於けるアウトドアの実態を、自分自身の経験を交えて語ってきた。
 これまでに様々なところで講演会を行ってきたが、直接、自分たちの事業の成否に影響を与える内容だけに、皆、真剣そのもの。講演の後の質疑応答も、熱が入ったものとなった。
 その新たな事業を始める会社は、これまでにログハウス等の建築施工などをしており、講演はそのショールームで行われたが、取り扱い事業がボクのライフスタイルに密着するモノばかりなので、今後のコンサルティングを、ボク自身も楽しみにしているのだ。




今では眩しい写真

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 先週の日曜日、我々が主催する今季最後のカヌーツアーが西湖であった。4家族がツアーに参加してくれて、夏の暑さが残る西湖で気持よく水と戯れた。
IMGP4674.JPG ご覧の写真はちびっ子たちにパドリングの基本を教えているところだが、こうして教えると、小学校低学年の子どもでも、あっという間にカヤックを自由自在に操ってしまう。
 いつも感じることだが、遊びながら学ぶ時の子どもの吸収力はスゴイ。
IMGP4683.JPG さて昨日から雨模様となり、昨日の河口湖の最高気温は18度。今日も朝から雨が降ったり止んだりで、今現在も18度。長袖じゃなければ過ごせないほど涼しいのだ。
R0013128.JPG 明日にはこの雨も上がり、また晴天の日が続くみたいだが、気温の方はどうなのだろう? 
 我々が主催するアウトドア・ツアーも来月からはトレッキングが中心となるが、この二日間の雨で、このあたりは急に秋の気配が濃くなり、数日前の写真をこうして見ると、今ではとても眩しく感じるのである。




もはや「根性」では通じない

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 最近、スントのフット・ポッドとGPSポッドを手に入れた。
 と言っても、走ることに興味のない人にとっては、写真を見てもまったくなにに使う道具か見当が付かないと思うが、これらを使って走行距離を測るのである。
R0013098.JPG 写真左側がフット・ポッドで靴に装着して使用する。右側の円盤みたいに丸い形をしているのがGPSポッドで、その名の示すとおり、衛星から自分の位置を割り出し、その移動距離を測定するのである。フット・ポッドの方は単純に説明すると、歩幅で計測する仕組みになっている。
 そこで疑問が生まれる。
 GPSは理解できる。今時の衛星の捕捉精度はかなり高いので、誤差数%で距離測定が可能だ。しかし歩幅となると個人差が生まれる。しかも同一人物が装着しても、走る速さによって歩幅は違ってくる。それでも正確に距離が測定できるのか?
 実は双方の機器共に「カリブレイト(補正)」という機能が付いている。
 例えばきちんと距離表示してある場所に行って400メートルでもいいし、1000メートルでもいいから走ってみる。で、実際の距離と時計が示す距離(もちろん双方の機器は時計と連動している)距離が違えば、その時点で補正する。
 こうすれば同じ速度で走っていれば、誤差2%以内で距離が計測できる。GPSポッドの場合はこのカリブレイトは不要だが、フット・ポッドは必要だ。では速度の違いはどうするのか?
 例えば、キロ6分で走る場合のカリブレイト値と、キロ5分で走る場合のカリブレイト値を予め測定しておけばいいのだ。
 ちなみに今朝、西湖でカリブレイト値を計測してみた。
 西湖は一周約10キロで、1キロごとにポイントが立ててある。
 まずはウォームアップでキロ6分半で走ってみる。するとカリブレイト値は960を示した。
 次にキロ5分で走ってみる。するとカリブレイト値は985だった。さらにスピードアップしてキロ4分で走る。この時点でカリブレイト値はちょうど1000となった。
 つまりボクの場合、カリブレイト値1000が、実測の1000メートルときちんとシンクロする。
 それではスピードを変える度に、いちいち立ち止まってこのカリブレイト値の補正を行わなければならないのか? そんなことはない。自分のカリブレイト値がきちんと分かっていれば、平均スピードのカリブレイト値を入力して走れば、かなり正確に距離計測が可能となるのである。
 今も言ったように、西湖は一周約10キロ、東京の駒沢公園は約2,2キロ、代々木公園が1,7キロ、皇居が約5キロ。(すべてこれまで走った記憶だけに頼っているので、誤差はご勘弁を)このように予め走るコースの距離が判っているところであれば、それなりにペース配分も可能だが、それ以外のコースを走る、あるいは初めて走るコースは、まったく距離が掴めない。そういう場合に、これらの機器が非常に役立つのだ。もちろんスントの時計は心拍数とも連動している。
 自分の心拍数、それと走る速さ、それに距離がシンクロしていれば、どこでもきちんとしたトレーニング・プログラムで走れる。
 もはやトレーニングは「根性」ではなく、完璧な「科学」に基づいて行われるのである。




速い男に賭けろ!

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09 bsb.jpg まずはこの写真をじっくりとご覧頂きたい。
 もちろん被写体はボクではない。
 2002年、2007年の全日本JSB1000クラスシリーズ、チャンピオンの渡辺篤氏である。
 渡辺篤氏は数々のオートバイレースに於いて優秀な成績を残したが、昨年、引退。今後は公営競技のオートレースに選手として、活躍していく予定である。で、その渡辺氏とボクとどういう関係があるのか?
IMGP2949.JPG
 実はこの3月に知人を介して渡辺氏と会い、トレーニングの指導を依頼されたのだ。その依頼の内容は1500メートルを5分台で走れるようになること。(しかも限りなく5分に近く)理由は公営競技に転向する上で身体能力テストがあり、1500メートルを5分台で走ることが、そのテストの一部でもあるからだ。
IMGP2917.JPG
 テストは4月。依頼を受けて一ヶ月もなかったが、一応は一通りのクリニックを施し、練習方法を伝授した。
 で、結果は合格。昨日、その報告に来て、笑顔で再会をした、というワケである。
R0011354.JPG
 モータースポーツの世界で、それほどの身体能力が求められることはボクもまったく知らなかったが、もともと渡辺氏は努力家で、今後はレース等に関係なく、フルマラソンやクライミングなどにもチャレンジしていきたいと言う。
 この9月からは9ヶ月間の強化合宿生活に入り、当分は一緒に自然のフィールドで遊べそうにもないが、晴れてオートレースの選手としてデビューした暁には、また再び、一緒に走ったり山に登ろうと約束したのであった。




夫婦仲良く・・・走れればねえ

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 フルマラソンを4時間以内で走りきりたい...昨年、そんな目標を持つ、戸津川美恵子さんをパーソナル・トレーナーとして指導した。その結果、半年に及ぶ練習の後、彼女は11月末に開催された河口湖マラソンで見事にその目標を成し遂げた。
 で、そんな彼女の努力に刺激された女性が、我が木村塾(またいい加減に命名して)の門を叩いた。
最新 031.jpg 松野チエコさん44歳。ご主人のモトアキさん、それに子どもたちと一緒に富士登山などにもチャレンジする、アクティブなファミリーのママである。
 これまでに二回のフルに挑戦して、最高タイムは4時間40分。で、自分より年上の美恵子さんが4時間切りを達成したので、せめて4時間半は切りたい...ということで美恵子さんの紹介だ。
 このように体験者による口コミで、我がパーソナル・トレーナーの評判が広がってくれることがもっとも望ましい形なので、梅雨空の小雨のぱらつく中をモノともせず、一緒に西湖10キロを走った。今回はご主人も一緒のランニング・クリニックだ。
 ご主人はフルマラソンをほぼ4時間で完走しているので、ホントは夫婦仲良く練習すればいいのだが、世のご多分に漏れず、夫婦で一緒に走っているとよくモメるとか。(我が夫婦もまったく同じです)
 クリニックの結果、2週間に一回、キロ5分半ペースでの5キロ走を、当面は続けてもらうことにした。
 まああまり無理せず、夫婦仲良くジョグを楽しんで下さい。
最新 035.jpg
  




崇高なる鉄の意志

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 4時間29分、4時間32分、4時間55分。
 ボクが4月からパーソナル・トレーナーを務めている戸津川美恵子さんの、これまでの3回のフルマラソンのタイムである。
IMGP1897.JPG 3回目の4時間55分と言うのは今年の「東京マラソン」のタイムで、この後、彼女は「もう自分は才能がないから、マラソンを辞めよう・・・」と思ったと言う。
 が、4月から何回か河口湖に通い、ボクの作ったメニュウを着実にこなし、ついに! 昨日の「河口湖マラソン」で彼女は、その堅い壁を突き破った。
IMGP1905.JPG タイムはご覧のように3時間56分。
 見事な結果である。
IMGP1899.JPG
 が、見事なのはそのタイムだけではない。
 伴走をしながら横でずっとラップタイムを取っていたのだが、ずっと目標タイムである、5キロあたり27分台をキープし、安定した心拍数を維持し続けた。
 しかし30キロ、あるいは35キロ地点でそのタイムは落ちると予想していたが、30キロから35キロ区間で29分まで落ちたものの、驚いたことに35キロを過ぎてからはキロ5分40秒台をずっと刻み続け、見事にサブ4の壁を突き破ったのだ。
  美恵子さん! おめでとう! 東京で独り、黙々と走り続け、辛い努力を積み重ねて来た結果がここにある。タイムや結果は関係ない、その努力こそが大切なのだ・・・と言い続けてきたが、本番でやはり結果を残せることは素晴らしいと思う。
 その強さに胸打たれ、感動し、感謝した昨日の「河口湖マラソン」。
 大会が終わって打ち上げパーティーの席で聞いたら、パーティーの参加者の内、4人が自己新記録! なんとそのうちの一人は2時間40分で4位。
 皆、達成感の美酒に酔いしれたが、そんな素晴らしい仲間に囲まれ、もっとも気持ちよく酔ったのはボク自身だった。
IMGP1916.JPG 美恵子さんからは何度もお礼を言われたが、お礼を言いたいのはボクの方。
 美恵子さん! 本当に有難う!









富士山はすでに冬

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IMG_9979.JPG 先週末の台風の大雨で、富士山は7合目付近まで初冠雪が見られた。この写真を撮影したのは先週の10月11日で、我々は今週末に開催予定のトレッキングツアーの下見のため、山中湖の南東側に位置する明神山から石割り山へとトレッキングをしたが、明神山頂上からの富士山の眺望である。
IMG_9969.JPG こちらは移動して、山中湖の北東側の高指山からの眺めだが、やはり7合目付近まで冠雪が見られる。
IMG_9990.JPG で、この写真は昨日、再び明神山頂上からの眺め。
 富士山に積もった雪はほとんど融けており、北斜面に僅かに残っているだけ。
IMGP1129-1.JPG だがすでに富士山は冬の厳しい表情を見せており、すでにアイゼンなどの特別な装備がないと、登頂は危険で不可能である。
 来年の梅雨明けの頃まで、雪に深く閉ざされるのだ。








会話がメインディッシュ

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 キャンプ教室の二日目はカヌー、カヤックの講習会。
 このところ朝晩の冷え込みは感じられるが、日中は晴れれば20度前後まで気温が上がるので、まだまだウォーター・スポーツを楽しむことは可能だ。それに水温もそれほど低くない。
 この日は少し風が強かったが、それでもご覧のように湖上には人が少なく静かだ。
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 カナディアン・カヌーのパドリングの基本を実際に見せたら、陸上で手前3人の女性がそのシミュレーションをしている。ファッションは様々だが、手の動きが同じでなんだか可笑しい。でもその熱心さは大切。
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 そして例によって、グループに分かれて模擬カヤック・レース。これは毎度のことながら盛り上がるのだが、今回はこのサークルの顧問(写真、左手前の人)が景品を出したので、皆、パドリングに熱が入っていた。
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 こちらはスタッフがロング・ロールの陸上練習をしているところ。このポーズもなんだか可笑しい。
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 最後は皆で使用したテント等を撤収して終了。「撤収は次回のキャンプの準備」というルールの下、きちんとテントを乾燥させ、丁寧に畳む。
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 通常、我々のキャンプ・スクールは二泊三日の行程で行うことが多い。 一日目、設営。二日目、カヌーやトレッキング。三日目、撤収。
 一泊二日だと初日に準備、二日目は後片づけと、中日でじっくりとアウトドア・アクティビティが楽しめないからだ。これは自分たちで行くキャンプでも共通することで、一泊二日の行程だと疲れだけが残る気がする。が、現代日本人は多忙である。一泊でも、いや、日帰りでも自然に触れることが出来れば、それで「佳し」としなければならないのかもしれない。
 と言うことで、多忙なスケジュールの中、個々の参加者たちとゆっくりと話す機会を今回は持てなかったが、また次の機会に、じっくりと「景色と会話」を堪能してもらいたいと思っている。









景色がメインディッシュ

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 先週末、大学生とそのOBによるアウトドア・サークル対象のキャンプ教室を行った。今回の参加者は15名ということで、いつもの慌ただしさはなく、じっくりとアウトドア全般に亘っての講習ができた。
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 こちらはバックパッキングの装備を説明しているところ。
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 参加者の中には社会人の女性もいて、彼女たちは料理の講習を聴くのも真剣だし、さすがに学生と比較して調理の手際もいい。
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 ボクの教えるアウトドア・クッキングの基本的な考えは、「会話と景色がメイン・ディッシュである」ということ。BBQのように会話が途切れがちなメニュウを避け、煮込み料理など、時間が料理を美味しくするメニュウを考案する、ということである。
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 この日も、その教えを演出するかのような、美しい夕焼けのドラマが湖面で繰り広げられていたが、調理をする参加者に、それを眺める余裕があったかどうかは、定かではない。
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静かなパドリング?

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今年の夏は天候が安定せず、いろいろなイベントで影響を受けたが、我々が主催したカヌーツアー「ハングリーパドラー」の日は、ご覧のように晴天に恵まれ た。もちろん西湖は午後になれば風が強くなるが、ツアー開催は午前中なので、皆さん、静かでのんびりとしたパドリングを堪能していただけたようである。ま あもっとも「静かでのんびりと...」というのはボクの主観であって、参加される奥様方からは毎回、「いやあ...こんなに本格的に長く漕ぐとは思ってい ませんでした!」との感想が漏れる。だが、ほとんどがカヌー初心者、アウトドア初心者のご家族が多い中、それでもこれをきっかけにいろいろと始めたい!  との声も多い。
 これに懲りずに、皆さん、また遊びましょう!
 こちらで写真をたくさんアップしております!





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    木村東吉
    1958 年大阪生まれ。
    20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
    現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
    また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。

    詳しいプロフィールはこちら

    木村東吉公式サイト「グレートアウトドア」

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