「しまなみ海道」尾道から今治まで約70㌔。本州と四国の間には6つの島々が瀬戸内に浮かび、総行程を自転車で走ってみたい・・・と思っていたが、「LittleGuy」も引っ張っているしスパーキーもいる。それに何度も言うが、この街道沿いのキャンプ場のほとんどがペットの入場を禁じている。今回は総行程制覇を諦め、向島にあるキャンプ場「尾道マリンセンター」をベースにレンタサイクルで走り回ることにする。
まずは向島にある「尾道市民センター」で自転車を借りる。因みに我々のベースキャンプである「尾道マリンセンター」にしても「尾道市民センター」にしても、実際には向島に位置するが、地元では尾道市内という感覚なんだろう。
レンタサイクルに話を戻すと、いろいろな種類の自転車があり、たいていは1日500円で借りることができる。広島側に8箇所、愛媛側に7箇所のレンタサイクル・ターミナルがあり、途中、パンク等で困ったことがあれば、修理に駆けつけてくれるという。それにご覧の写真のように、コンビニなどで工具やポンプなどを貸してくれ、街全体で自転車文化を盛り上げているようだ。
それともうひとつ、この地を訪れて驚いたことは、地元の人の親切さである。例えば道を訊ねると、ホントに丁寧に細かく教えてくれる。尾道の人たちは日本で一番、親切であると言い切ってもいいくらい、皆、親切である。人々の親切心と、この辺りの気候が無縁でないような気もするが、その親切心が、後ほど訪れる広島では感じられなかったので、尾道になにかが隠されているのかもしれない。
因島水軍城にて。こういうがあると、必ず写真撮影されたくなる性分
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