今年の1月末から2月いっぱいまで、熊野古道、しまなみ海道、四万十川の3箇所を中心に旅をした。
その様子は実業之日本社から出ているアウトドア雑誌「ガルヴィ」で紹介して頂いたが、前月号でその連載も終了し、より詳しいことを紹介したいのと、自分自身の備忘録として、これからこのブログにて報告したいと思う。
厳冬期の河口湖の自宅を出発したのが1月21日。まずは今回の旅の相棒である「LittleGuy」の販売店である、磐田の「サンライズ・マッキー」へと向かった。「LittleGuy」というのは、ご存知の方も多いと思うが、就寝だけに特化した小型のキャンピングカーで、厳冬期のキャンプでは快適に過ごすことが出来る。その「LittleGuy」に、今回の旅のスポンサーであるメーカーのステッカーなどを貼ってもらう為に、予め「LittleGuy」を「サンライズ・マッキー」に保管しておいたのだ。
ところがこのステッカー貼りに予想以上の時間を取られる。と言うのも、実はこの「LittleGuy」の車体の塗装が弱く、大型のカッティングシートで作られたステッカーを剥がす時に、車体自体の塗装まで一緒に剥がれてしまう。そんなことを何度か繰り返しながら、なんとか翌日に無事に出発。
で、普段から懇意にして頂いている「新富士バーナー」の本社へと向かった。「新富士バーナー」は蒲郡に本社を置くガス器具の会社で、最近では日本はもちろんのこと、海外で高く評価を受けているガスバーナー等を販売している。中でも軽量のガスシングルストーブの「マイクロ・ジェネレーター・ストーブ」や、ガソリンを燃料とするシングルバーナー「MUKA」などは、アメリカの権威あるアウトドア雑誌「BACK PACKER Magazine」の「エディターズ・チョイス」という賞を受賞している。
今回の旅でもサポートを快くお引き受け頂き、旅の出発に際して会社を表敬訪問したのだ。そこで豪華ランチまでご馳走になり、いよいよ本格的に出発という段階になり、「LittleGuy」のブレーキランプとウィンカーの不具合に気付く。後々になって分かったのは、「LittleGuy」を牽引するFJクルーザーのカプラー(電気関係のコードを繋ぐ器具)内が錆びており、それが理由で接触不良を起こしていたのだ。本来なら「サンライズ・マッキー」で気付くはずが、ステッカー貼りの件で気を取られ、基本的な確認が漏れていたのだ。で、結局は「サンライズ・マッキー」から新しいカプラーを、三重県の「孫太郎キャンプ場」近くの郵便局に送って貰うことにした。
初日から波乱含みのスタート。この先、いったいどうなるのやら。
最近のコメント