先週からヨミウリオンライの「RUN」のコーナーで連載を開始した。
連載タイトルは「走るを読む」
走ることについて書かれた本〜小説、エッセイ、ハウツー本〜を読み、その書評というか、感想文を書くという連載だ。
記念すべき第一回目は、なるべく有名な作家の作品を取り上げようと言うことで、村上春樹氏が書いた「走ることについて語るときに僕の語ること」を取り上げた。
このタイトルは村上春樹氏が敬愛する作家、レイモンド・カーバーの短篇集のタイトル「What We Talk About When We Talk About Love」をもじったものである。意訳すれば「愛について語る時に我々が語ること」というところか。
詳しくは連載を読んで頂きたいのだが、改めてこれから書評していく予定の作品リスト見ていると、実に多くの作家が「走る」ことについて書いている。その作家自身が走るのかどうか別にして、この「走る」という単純な行為について、多くのことが「語られている」のである。
単純にして明快。が、だからこそ崇高な哲学が生まれる。まあそんな大袈裟なことを書くつもりはないが、ランナーの一人として、それらを紹介していきたいと思う。
時々、覗いて見てくれれば嬉しい。
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