昨日、とある番組の取材の下見のために、河口湖東岸に位置する「母の白滝」に行った。以前から気になっていた所だが、些かそこに至るルートが複雑で、ついつい後回しになっていた。
ところが先日、知人が興味深いことを教えてくれた。
「母の白滝って、行ったことある?」
ないと答えると、知人は言った。
「この前、富士山の写真を撮影しようと母の白滝に行ったら、車が雪道を登れないで立ち往生していて、自分のクルマで引っ張り上げて助けたんだ。で、彼らはどうやら母の白滝でアイスクライミングをしようとしていたらしい」
「母の白滝でアイス?!!」
そりゃ急いで下見に行かなきゃ! ちょうど次の番組取材ネタを探していたことだし...と云う訳である。
で、実際に行ってみて驚いた。
そこから見える富士の絶景に! 知人が撮影に来ているのが十分に頷けるし、昨日も数人のアマチュアカメラマンが撮影していた。
ところで先週末は田園調布の友人の家で過ごしたが、そこから遠くに富士山の頂上が見えた。電線のせいであまり綺麗な写真が撮れなかったが、やはり富士の姿が見えると、毎日のように間近で見ているのにも拘らず嬉しいものである。
聞くところによると全国には40箇所、富士見町という名の町が存在するらしい。もちろんその他にも、富士見坂や富士見台など、富士山が見えることから命名された場所は数限りなく存在する。
そう考えると、富士山はホントに日本人に愛されているのだと実感する。
さて今週末は「富士山の日」。
どこか景色のいいところから富士山の姿をのんびり眺めたいところだが、NHKラジオの生番組で富士山について語らなければならない。
まあ毎日のようにその美しい姿を眺めているのだから、「富士山の日」くらいは、その美しさのお裾分けに務めるのも悪くない。
で、アイスクライミングの下見はどうだったのかって?
まあそのことはここでは触れないでおこう。
コメントする