今回のプロジェクトが始まって初めての雨。夜半からしとしとと降り続き、夜明けには月も見え、スタートまでには雨も上がるだろうと思っていたが、雨の勢いはどんどん強くなり、朝食時間にはザンザン降り。
ホントに昨日の「LittleGuy」の手配には助けられた。
で、9時には鈴木氏が「LittleGuy」の回収に現れ、一晩貸してくれたタープも回収。雨の中、ホントに有難うございました。
「なにか困ったことがあれば、いつでも電話下さい!」と言って、磐田市に帰って行った。静岡県に入った途端に電話をくれ「静岡県を出るまではボクがしっかりサポートします!」と言ってくれたが、その言葉に違わず、最後の最後まで手助けしてくれた。
旅の途上のこのような温情に、胸の熱いモノがこみ上げる。
その熱い思いを胸に、雨の中を走りだそうと、昨日のゴール地点である弁天島の駅前に行くと、なんと! 太陽が! あゝ、どこまでも助けられる旅だ。
今日はすっかりと足も回復したケイと二人きりのスタート。もちろんカホもいつものようにしっかりとFJでサポートしてくれる。なんだか久しぶりに3人に戻った気分だ。思えばプロジェクト三日目から、絶えず誰かが一緒にいてくれた。そしてミンナブログなどを読み、一緒に旅を続けているような気分になると言ってくれる。
だからこのブログも欠かしたくはない。
スタートして12キロ地点で、初日に朝霧で突入した静岡県と別れを告げ、ついに愛知県に入る。ホントに静岡って東西に長いよなあ・・・
昨日は距離を稼いだお陰で、今日は21,8キロで終了。
今日は誰もいないなあ・・・なんて思いながらクルマの横で服を着替えていたら、一台のクルマがすぐ近くに駐車して、赤ちゃんを抱いた女性が現れた。
「あの・・・今朝、Twitterを見たんですが、私、和木さん(ケイ)の友人で・・・」
その時、ケイは近くのセブンイレブンで着替えをしていてが、すぐに戻ってきて「なんで?」と嬉しい驚きの表情を見せる。
ケイの「なんで?」の意味を知って、ボクとカホも驚き。なんとその友人は今現在、インドに住んでおり、たまたま豊橋の実家に戻ってきてこのプロジェクトのことを知ったと言うのだ。
いやはや・・・このプロジェクトは、毎日、いろいろな出来事を運んでくれる。被災地を勇気づける為に走っているが、逆に毎日、我々がいろいろな形で励まされる。
で、今、田原市のマクドナルドでこのブログを書いていたら「今、浜松のインターを出ました!」と、友からの電話。
その正体は?
じっくりと明日のブログで報告したいと思う。
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