昨夜、宿泊した海浜公園の駐車場は、眠りに就く時は静かだったのに深夜に若者が騒ぎ、今朝はかなりの寝不足。オマケにどんよりとした曇り空で、今にも降り出しそうな気配。
スタート地点に向かい始めた途端にフロントガラスにポツポツとしだすし、もうモチベーションは下がるばかりだったが、スタート地点に到着してそのどんよりととした気分が吹き飛んだ。
先に到着していたクルマの中から「私、山下君の友人です!」と元気な声で降り立つ男性。
「山下君って・・・カズー? ですか」
「そうです! 自転車仲間です」
カズーと言えば、今をときめくアウトドア界のスター。アウトドア関連の表紙モデルとして活躍しまくっている。このプロジェクト初日、西湖の湖畔で我々を見送ってくれたが、まさかその友人が津に現れるとは。オマケにFJクルーザーの黄色のミニカーと羊羹を差し入れてくれ「FJのミニカーは、応援に来た子どもにでもあげて下さい!」と。
そしたらもう一台のクルマから別の男性が現れて「津市役所(当初の予定地)で待っていたのですが、急遽、こちらだと知って・・・」
「どちらから?」と訊ねると「桑名からです」と言って「なが餅」を頂いた。
カズーの友人曰く「桑名はごっつい遠いし、なが餅はごっつい美味しい」とか。
いやいや・・・ホントに有難いことです。
思いがけない声援に送られて雨の中をスタート。
今日のコースは、今回のプロジェクトのもっとも難所。道幅も狭く、歩道のない道が続く。
途中、ケイが停めたクルマの前に、別のクルマが停まり、そこから小さな袋を抱えた男性が現れる。
「以前、トウキチさんのカヌー・ツアーに参加した者ですが・・・津市役所で待っていたのですが・・・」
彼のことは覚えている。以前、西湖でカヌー・ツアーを開催した時、遠く岐阜から友人と二人で参加してくれたのだった。
「岐阜からわざわざここまで来てくれたのですか?」と恐縮していると「でも高速で1時間半ほどでした」と笑いながら「もう食べたでしょうけど、味噌煮込みウドンです」
確かに今日のコースは難所だ。それに気温12度の中、激しい雨に打たれながら走るのは辛い。だがミンナのこのような暖かい気持ちが、我々の背中を力強く押し続けてくれる。それはどんな困難も乗り越えられそうな熱いチカラだ。
スタートからゴールまで、一度も雨が止むことはなかったが、こうして今日も27キロの道のりを走り終えた。
予報だと明日も雨。が、明日は強力な助っ人が現るハズ!
お疲れ様でした!伊賀にようこそ!
あいにくの雨と難所長野峠越え、寒さもあいまってこの旅で一番ハードなルートだったのでは…。
明日で二週間目、天気も回復しそうですね。
R163、伊賀市中心部からお迎えに上がります。
よろしくお願いします!!
本日は、お疲れ様でした。
正念場ですが、ケガや事故にくれぐれもお気をつけて下さい‼
有難うございます。残り4日間、気を引き締めて頑張ります!