今朝も美しい朝陽で一日のスタート。
三日目の富士川のPAで見た満月は、今朝は三日月に変化していた。
いつものように朝9時、「赤羽根 道の駅 ロコステーション」をケイと二人で出発。目指すは17キロ先の伊良湖岬。
今日は風がとても強く、まったくスピードに乗れない。それに歩道も少なく(その代わりに自転車専門の道はあるが)、無口なランが続く。
途中、伊良湖に先回りしたカホがそこでクルマを置いて、ランで引き返してくる。昨日もこの方法で3人一緒に走った。今回の旅ではカホがサポートカーのドライブを引き受けてくれたが、彼女も毎日10キロ以上のランを日課としているので、時々、こうして走らないとストレスが溜まる。
伊良湖岬へと続く最後の急な登りを走り終えると、美しい海岸線の先に岬の突端が見える。
ゴールである「伊良湖クリスタルポルト」の駐車場に到着すると、昨日の約束通り、新富士バーナーの坂之上氏が待っていた。が、それ以外の二人の男女の姿が。
近くまで来てようやく分かった。名古屋在住のプロ・スノーボーダー、クロちゃんと奥さんだった。
「お疲れ様!」と笑顔で握手して、「これ差し入れ」と手渡されたのはブルゴーニュワインとシャンパン。
そこから近くの公園まで行って、みんなでランチ。
今日のランチは名古屋名物、味噌煮込みうんどんだ。もうからだも心もぽっかぽか。
当初の予定ではこの伊良湖に一泊して、明日の朝一番のフェリーで鳥羽に渡ろうと思ったが、午後3時10分のフェリーがあるというのでそのまま鳥羽に。で、今、フェリーターミナルでこのブログを書いている。
ところで今回の旅に欠かせない2つの時計を紹介しよう。
ひとつはスントの「アンビット」。時計ベルトに小型のGPSが搭載されており、走行距離、平均時速、タイム等、走りに必要なすべてのデーターが記録される。それは毎日、「MovesCount」というサイトでその日の地図と共にアップロードされる仕組みになっている。
もうひとつは「ルミノックス」。真っ暗闇の中でも時間が一目瞭然。ボクのアウトドア・ライフの夜には欠かせない存在である。
と言うことで、ワラーチというプリミティブな道具で走っているわりには、それを支えているのはハイテクの道具たちなのだ。
コメントする