「大淀ムーンビーチ・キャンプ場」前の海岸で朝陽を眺める
昨日、「大淀郵便局」に到着して我々はさっそく宿探しを始めた。ナビにキャンプ場を入れると、僅か1キロほどの距離に「大淀ムーンビーチ・キャンプ場」が出てきた。
海岸線の入り組んだ細かい道を走ると、静かなキャンプ場にたどり着く。管理棟で「今夜、宿泊できますか?」と訊ね、我々のプロジェクトのことを話した。すると「じゃあ私も協力しましょう!」と言って、格安の宿泊費で泊めていただくことに。
で、さっそくテントサイトを見つけて野営の準備を始めたら、管理人さんがやってきて「からだも相当疲れているでしょう。もし良ければコテージを使って、ゆっくりとからだを休めて下さい」
まったく初対面でつい5分ほど前に、いきなりキャンプ場に現れた我々に対して、なんという優しい心遣い。またまたここでも人情の温かさに触れる。今回のプロジェクトが始まって以来、どれだけの優しさに触れてきたことか・・・。ホントに自分は幸せ者である。
実は今回、我々は宿泊、食事その他、かなり倹約して過ごしている。泊りは昨夜以外はすべて野営だし、食事も極力、自炊している。なぜなら多額の浪費を重ねて走り続けたら、なんの為のチャリティか分からないからだ。もちろん今回の支援金のすべては「BERT」を通じて被災地へと寄付されるし、今回の我々の経費はすべて自分の持ち出しだ。
だからこそ、行く先々でのみんなの心遣いが、身に沁みて有難いのである。そのサポートは我々のプロジェクトを支え、間接的にではあるが、確実に被災地への支援と繋がって行くのだ。
さて今日からケイに代わってカホが一緒に走り、ケイはドライバー担当。
今日、目指すのは27キロ先の津市。昨日と同様に交通量の激しい23号線のバイパス沿いの側道を走る。海岸線に沿って北上するルートなので、昨日と同じく強風に悩まされる。
約17キロ地点で今日もインスタント・ラーメンのランチを摂って再び走り始める。
途中、「アンビット」のボタンを押し忘れ、距離が正確には計測できなかったが、13時半に目的地へゴール。結果的には26,8キロのランだった。
で、今はコインランドリーで3日分の洗濯をしながらこのブログを書いている。この後、やはり3日ぶりで地元の銭湯へ。
明日は予報通り、雨なのかなあ・・・。
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