「ワラーチ・プロジェクト」三日目。
疲れが蓄積される時期を感じたと思ったその時、その疲れを吹き飛ばす人が現れた。
娘とその娘、つまり娘と孫が、スタート地点に現れたのだ。
思えば26年前、娘が生まれた記念にフルマラソンを走った。「オマエがこの世に生を受けた時、父さんはフルマラソンを完走したのだ」と。
走ること、辛いこと、そのすべてを乗り越えることが出来るのは、体力ではなくメンタル、つまりモチベーションだ。
このプロジェクトのスタートの時、スピーチをお願いしたターザン編集部のウチサカ氏はこう言った。
「人は自分のためだとそんなに長く走れないが、人の為ならどこまでも走って行ける。彼らは今日、被災地の人たちのために神戸を目指して走る。きっと最後まで走ってくれるでしょう」
その通りだ。
自分を思う人、自分が思う人の為ならいくらでも走ることができる。
今日、それを心の底から感じた。
たしかに疲れは溜まっている。が、明日も、明後日も一緒に走ってくれる友がいる。
さあ心もからだもリセットだ。明日からまたあらたなスタートが始まる。
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