「ワラーチ・プロジェクト」二日目。

　今日は朝霧「道の駅」から「富士市中央市役所図書館」までの34,5キロの道のり。今回のプロジェクトでは35キロ近く走る箇所が、この区間を含めて2箇所あるが、今回は標高差800メートル以上を下るコース。もちろん心肺機能にはラクなコースではあるが、確実に足腰には強いダメージを与えるコースでもある。

　距離も長いので早めにスタートしようとしたら、朝霧に住む友人夫妻が応援に駆けつけてくれた。シャンパンを片手に。なんとも嬉しいエールだ。

　そこから一気に激下りを走る。途中までは走ったことのあるコースだが、20キロを過ぎてからはまったく知らないとろこを走る。

　歩道が整備されていない箇所、車がなんとかすれ違うことのできる箇所などを走りながら「日本は、たしかに車道の整備はある程度は整っているかもしれないが、歩行者や、ましてやランナーにとっての道が整備されていない」ことに気付かされる。

　それでも昨夜は10度を下回る気温に打ちのめされたが、ゴール地点では短パン、半袖でも過ごせるくらいの気温。

　これからしばらくは、河口湖の厳しい寒さも忘れて楽しく走れそうだ。

　ちなみに誤解ないように言っておくが、二本指を立てているのはピースサインではなく、今回のプロジェクトの二日目という意味である。

今日は勝山「道の駅」をスタートして、朝霧「道の駅」までの約25キロ区間。

朝9時にスタート地点の勝山「道の駅」に行けば、驚いたことに事前に取材をお願いしていた雑誌「ターザン」の編集部のメンバー、それに地元UTYのテレビ局クルー以外にも、多くの友人、知人が集まっていた。

実はこういう状況で友人たちが集まるのは苦手だ。何故なら、火曜日という平日に、朝早くから河口湖まで来て頂き、お茶のいっぱいもサービスできない。これから神戸に向けて走らなければならないので、そのことで頭の中がいっぱいで、せっかく駆けつけてくれた温情にろくに報いることができない・・・なんて言いながらも、感謝の気持ちを胸にスタート。

途中、樹海の中で「ターザン」の撮影をしつつも、14時には、一日目のゴールであり、二日目のスタート地点である朝霧「道の駅」に到着。途中ランチタイム・ブレイクで小一時間ほどの時間を取ったわりには、わりと良い感じのタイムと疲労感。

もちろん日々、疲労感が募り、今後は辛い思いをするかもしれないが、今日、スタート地点に駆けつけてくれたみんなの気持ちを胸に、明日からも頑張りたい。

で、明日は35キロ？　ひえー・・・

　今日、河口湖の自宅から神戸に向けて出発します。

　約450キロの道のりを、自作のワラーチを履いて走ります。

　その様子はこのブログ上にて随時、報告しますので、近くを通過する際にはご声援をお願いします。

　また「ワラーチ・プロジェクト」のHPでも通過予定地図や日々の状況がアップデートされます。

　みんなでこのプロジェクトを盛り上げ、東北を、神戸を、日本を元気づけましょう！