これは「ウエブページ」(右側を参照)でも紹介している動画だが、昨日、「春分の日」の朝に自家製サンダル「ワラーチ」で河口湖を一周した時のモノである。
青いジャケットを着ているのがボクで、赤いジャケットを着ているのがアシスタント。で、黒いジャケット姿が妻だ。
3人のランニング・フォームをよく比較してもられば判ると思うが、ボクとアシスタントのフォームと比較して、妻のランニングフォームは上体がのけ反っている。その結果、上半身より足が前に出ている。
人はランニング時に、片足に自重の三倍もの衝撃が加わると言われている。からだの重力を後ろに残したまま、足だけを前に出せば、安定が悪くなり膝や足首などの故障の原因になるのも当然だ。
そこで近年、「フォアフット」や「ミッドフット」と言われる走法が見直されているが、その走法もからだがのけ反っているととても無理のあるランニング・フォームになってしまう。
前に出された足が着地する、その瞬間、頭や胸は足の真上に来ていなくてはならない。これで安定したバランス、足に負担のない省エネな走りが出来るのだ。
足の着地の仕方ばかりを意識していると、逆に怪我の原因にも成りかねない。実際に妻はそれで足首を故障して、これまでワラーチで走れない日々が続いていた。が、この動画を検証してよく理解したようである。
ランニングによって足の故障に悩む皆様、是非ともこの動画を徹底研究していただきたい。
それはワラーチや裸足ラン、あるいは靴を履いても同じことなのだ。
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