最近、自家製のワラーチ作りに凝っている。
ワラーチとは、メキシコの高山に暮らす「タラウマラ族」の人々が愛用している、古タイヤをリサイクルしたサンダルのことで、彼らはこのサンダルを履いて百数十キロもの距離を走ると言われている。
ボクが自作しているのは、ビブラムソールを使用したもので、作り方は近々中に完成形を紹介したいと思っているが、今現在は様々な場所でフィールドテストを繰り返し行っている段階だ。
今回紹介するのは、戸隠のキャンプ場から戸隠神社の「随神門」まで続く、「ささやきの小途」を走った時の様子で、往復、約6キロのトレイルを走破した。
早朝の森は様々な小鳥たちの鳴き声に包まれ、木々は深い眠りから覚めて、新鮮な空気を森の中で充満させていた。
その中を裸足に近い感覚で走り、この素晴らしい自然と己の肉体が、優しく溶け込んでいくように感じたのであった。
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