ツイッターでは何度か呟いたが、先週の土曜日、お台場で開催されたトヨタの新車「FJクルーザー」のデビューショーにゲスト出演した。
「トヨタの新車」と言っても、すでにこの「FJクルーザー」は2003年のデトロイトのモーターショーで発表され、北米ではすでに人気の高い車である。当初、アメリカでは若い人をターゲットにしていたが、蓋を開けてみれば、わりと年配、しかも女性に人気があるとか。
日本での購買層がどのようなタイプになるのか、今からとても楽しみだが、ルックスはカラーによっては可愛く、レトロなイメージも漂う。そのあたりが、北米では年齢層の高い女性に人気の理由かもしれないが、カラーリングやカスタムで、どのような世代にも受け入れやすいSUVと言えるかもしれない。
トヨタでもそのあたりを意識して、この車のカスタマイズ用に、最初から多数のオプションを用意している。組み合わせによっては、世界でたった一台の「MY FJクルーザー」が誕生するのである。
さて肝心の乗り心地だが、リハーサルと本番の合間に助手席に乗せてもらって試乗したが、意外と静かである。もちろんSUVなので視線は高いが、乗り心地は限りなく乗用車に近く、これならロングドライブもラクにこなせそうである。もちろん悪路でのテスト走行は行っていないが、オンでもオフでも、十分に楽しめそうな車に違いないのだ。
ボクの最大のお気に入りのポイントは、リアハッチの窓が開くことで、我が愛犬スパーキーをラゲッジスペースに乗せ、そのリアハッチの窓からスパーキーが顔を出しているところを想像するだけで、自然と頬が綻んでくるのだ。
昨今、オトナシク実用的な車が多い中で、この車はあらゆる遊びのシーンを想像させる、楽しい車と言えるのである。
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