長女は看護学校時代から一人暮らしを始めたし、長男も祖父宅に2年半、それから上京したので、家を出てすでに3年になる。我が家 に残るのは、来年の3月に高校を卒業する次男のみである。
ボクの誕生日が11月中旬で、子どもたちが幼い頃は、 ボクの誕生日が過ぎたら、クリスマスツリーを出していたが、 子どもたちが居なくなり始めると、 クリスマスツリーの飾り付けが毎年、遅くなる傾向になり、 昨年はクリスマスぎりぎりで飾り付けをした。 その様子を見た長女は「我が家らしくない」と立腹して指摘した。
長女に「我が家らしくない」と咎められることは、 ちょっっぴり嬉しい指摘で、 親として毎年の行事を大切に実践してきたことが、 子どもたちの記憶にしっかりと焼き付いている、 という証拠である。
やはり今では独立しても、子どもたちにとっては「 河口湖の家は家」であり、 そこには彼らの成長の思い出がいっぱいに詰まっているのである。
もしかして早ければ来年、次男も独立するかもしれない。
子どもたちが独立しても、別の家庭を築いても、 11月末になればクリスマスツリーの飾り付けをして、 子どもたちの帰郷を待とうと思う。
彼らが社会で悩み、疲れたときに、 そこがもっとも心休まる場所であるように、 きちんと準備しなければならないと、今では強く感じるのだ。
長女に「我が家らしくない」と咎められることは、
やはり今では独立しても、子どもたちにとっては「
もしかして早ければ来年、次男も独立するかもしれない。
子どもたちが独立しても、別の家庭を築いても、
彼らが社会で悩み、疲れたときに、
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