この季節に東京の街を歩くことが好きだ。
ハロウィンが終わり、クリスマスの飾り付けがあちらこちらで目立つようになり、夕暮れになるとクリスマス・イルミネーションが輝きだす。夜の街もいつもより人が多くなり、皆、少しオシャレしているようにも見える。
ショーウィンドウを覗くと赤や緑のクリスマスカラーが映え、消費戦略に騙されまいと戒めつつも、ちょっとした小物を手に取ってしまう。
長引く不景気で消費が落ち込み、すべての人々の心が萎縮しているように感じる昨今。
エコロジーや省エネを声高く訴えかけることも必要だとは思うが、東京タワーのライトアップが消されたり、こんな季節にオシャレして出かけることを控えたするのは、心の健康にはよくないこと。
伝え聞くところによると「景気」と言う言葉は、和歌などで「景色の気配」を詠んだことから由来し、その後転じて、勢いや威勢を示す言葉になったと言う。
まさに「気の持ちよう」。
皆さん! 今年の12月は、元気に締めくくりましょう!
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