初めて呑んだバーボンはジャックダニエル。
中学校時代の友人が社会に出て、入社記念に先輩からジャックダニエルを贈られ、それを一緒に呑もうと誘ってくれたのが、バーボンとの最初の出会いである。
それ以来、すっかりとバーボンのファンになったが、当時、正価で買えばジャックダニエルは8000円ほどしたので、いつも呑めるような酒ではなかった。アーリータイムとかオールドクロウとか、比較的安め(それでも贅沢だったが)のバーボンを好んで呑んだ。
あるときから洋酒が一気に値崩れを始め、昔は高嶺の花であった高級洋酒も身近になり、ブラントンやワイルドターキーと言った、高級バーボンも手軽に呑めるようになったが、その頃にはバーボンよりスコッチやアイリッシュ・ウィスキーのシングルモルトを好んで呑むようになり、さらには高アルコール度の酒がからだにあまり良くない、という認識から、ワインを中心に呑むようになった。
もちろん今でもワインが好きだが、ワインは後で喉が渇く。水を一緒に呑めばいいのだが、酔ってくると水の存在を忘れ、ついついワインだけを呑んでしまう。で、そうなると翌日に酒が残っている気がする。
で、再び、バーボンを呑むようになった。いい加減に酒自体を止めろ、と言われそうだが、からだではなく心の開放のためにも、酒は止められない。
つい最近、こんなバーボンを見つけた。
バーボンは呑み尽くしていると思っていたが、こんなにも綺麗なラベルのバーボンがあったことは知らなかった。
「Four Roses」というバーボンも好きだが、バーボンにはバラがよく似合うと思う。そしていつもジャニス・ジョプリンを連想してしまうのだ。
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