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音と視覚の響宴

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 昨日もブログで花火の写真を紹介したが、この夏はいろいろな場所で花火を鑑賞した。
 もっとも印象に残ったのは精進湖の花火で、わずか15分ほどの響宴だったが、その趣向がなかなか良かった。
R0012244.JPG 6月に新潟の魚沼で開催された「グルメマラソン」というレースをこのブログで報告し、その際にも紹介したが、友人の福田六花氏が、今年からこの精進湖の花火大会に合わせた音楽祭をプロデュースすることになり、ゲストに元「レベッカ」のギタリスト、小暮武彦氏を招き、その小暮氏が15分間の花火に合わせて自作の曲を披露したのである。
 この日は昼から地元のアマチュアバンドなどが多数出演し、我々が到着した夕暮れ時も、ジャズバンドが演奏していた。
R0012227.JPG ジャズを聴きながら、湖の向こうに紅く暮れゆく富士山を眺め、一杯呑むのは最高の気分。そしていよいよ花火が上がり、その花火と美しさを競うかのように、あるいは時にデュエットし、また時には気ままに漂流し、聴覚と視覚を大いに愉しませてくれたのである。
R0012212.JPG 「シンガー・ランニング・ドクター」という忙しい肩書きを持つ福田六花氏。この日も大忙し。
R0012252.JPG
 花火の規模こそは小さく地味だったが、心に染み入る花火大会であった。

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    木村東吉
    1958 年大阪生まれ。
    20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
    現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
    また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。

    詳しいプロフィールはこちら

    木村東吉公式サイト「グレートアウトドア」

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