もちろん被写体はボクではない。
2002年、2007年の全日本JSB1000クラスシリーズ、チャンピオンの渡辺篤氏である。
渡辺篤氏は数々のオートバイレースに於いて優秀な成績を残したが、昨年、引退。今後は公営競技のオートレースに選手として、活躍していく予定である。で、その渡辺氏とボクとどういう関係があるのか?
実はこの3月に知人を介して渡辺氏と会い、トレーニングの指導を依頼されたのだ。その依頼の内容は1500メートルを5分台で走れるようになること。(しかも限りなく5分に近く)理由は公営競技に転向する上で身体能力テストがあり、1500メートルを5分台で走ることが、そのテストの一部でもあるからだ。
テストは4月。依頼を受けて一ヶ月もなかったが、一応は一通りのクリニックを施し、練習方法を伝授した。
で、結果は合格。昨日、その報告に来て、笑顔で再会をした、というワケである。
モータースポーツの世界で、それほどの身体能力が求められることはボクもまったく知らなかったが、もともと渡辺氏は努力家で、今後はレース等に関係なく、フルマラソンやクライミングなどにもチャレンジしていきたいと言う。
この9月からは9ヶ月間の強化合宿生活に入り、当分は一緒に自然のフィールドで遊べそうにもないが、晴れてオートレースの選手としてデビューした暁には、また再び、一緒に走ったり山に登ろうと約束したのであった。
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