最近の「ナショナル・ジオグラフィック」のニュースによれば、約70種類の遺伝子の150種の組み合わせによって、100歳まで生きることができるかどうか、77%の精度で予見できるという研究結果が発表された。
現在、100歳以上の77%の人々に、この遺伝子の組み合わせが存在し、残りの23%の人々はこの遺伝子とは無関係である。
だからと言って、この遺伝子の組み合わせを持たない人は落胆する必要はない。
この研究を率いたボストン公衆衛生大学院の生物統計学者のバオラ・セバスチアーニ氏によると、「当然のことながら人間の寿命には、その人の生活様式、環境、さらには単なる運といった要素が大きく作用する。この研究の被験者である(100歳以上の高齢者)の23%がそれらの組み合わせを持たないことからも裏付けられている」としており、「長寿につながる組み合わせを持たなくても長生きできた少数派の秘訣は、ちょっとした心がけや、危険要因を避けた生き方にあるのだろう。例えば喫煙をしないことや、赤身の肉を食べ過ぎないことなどだ。あるいはただ単に、より健康的な生活を意識してきただけなのかもしれない」と推察している。
つまり特殊な遺伝子を持たなくても、日頃の心がけによって、健康的に長生きをする可能性は23%、残されいるというワケだ。
日頃のトレーニング、食生活、非喫煙などが重要だと思われるが、より重要なのは「たったの23%か」と思わず「23%もあるぞ!」と思う、よりポジティブな思考能力だとボクは思う。
そのようなポジティブ・シンキングの基、今日もボクは老化に抗い、山を走り廻るのである。
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