ゴールデン・ウィーク前半は大阪に行っていた。
じつはこのところ「戦国武将」がマイブームで、大阪城にも久しぶりに入城してみたいと思っていた。
ボクの生まれ育ったところは大阪城から数分のところで、大阪城公園は幼いときからの遊び場所だった。が、これまでの人生でジョギングその他、大阪城公園には数え切れないほど行ったが、入城したのはわずかに一回だけ。それも小学校高学年の頃だったので、その価値すらなにも理解できなかった。
最近、「関ヶ原の合戦」前後の時代小説を読み漁り、石田三成の肖像画が大阪城に展示してあると知り、是非とも観てみたいと思ったのだ。が、後から知ったことだが、巷では「歴女」という言葉があり、若い女性の間で、戦国時代や幕末の頃の武士が持て囃されているそうな。そんな流行をまったく知らずに大阪城を訪れたが、その流行のせいなのか、ただたんにゴールデン・ウィークのせいなのか、入城するのに長蛇の列である。
おそらく一年で最も混雑する時期なのだろう。結局諦めて、公園内を散歩して帰って来た。
だが一緒に行った大阪に暮らす姪は、「なんだか自分も観光客気分」と喜んでくれ、とりあえずは叔父と姪の、ちょっといい時間が持てたのであった。
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