昨日と打って変わって、今日は氷雨のような冷たい雨が降っている。気温も5度。こう毎日、季節が2ヶ月ほど違うように天候が不順だと、体調管理も着用管理も大変である。まったく今年はどうなっているのか...
ところで、話はまったく違うが、クッキングが好きである。いや好き、嫌いの問題ではない。自分自身で料理本も何冊か出したし、料理番組にもよく出演している。もっともメディアではアウトドア・クッキングが中心だが、日常でも料理を作っている。好き嫌いの問題を超えて、クッキングは自分の一部となっている。が、デザートにはこれまで手を出さなかった。
何故か?
ほとんどのデザートは化学反応だと思っている。分量、容量、素材などのレシピをキチンと守らなければ、膨らむハズのモノが膨らまなかったり、固まるハズのモノが固まらなかったりする。そこが苦手だった。
クッキングの真髄はアレンジだと考えている。素材のアレソレがない、時間がない、調理器具が揃わない...そういう難題を自分のアレンジで乗り越えて、美味しい料理を食卓に出すのが、クッキングの醍醐味だと感じている。だからこれまで、デザートには手を付けなかったのだ。
が、最近、チョコレート・ブラウニー作りに嵌っている。もともと、チョコレート・ブラウニーが好きだった。で、周辺の女性に甘えた声色で(自分でも似合わないと思うが)ブラウニーをリクエストするのだが、やはり誰も作ってくれない。
先日、サイパンに行ったことはこのブログでも報告した。で、サイパンのスーパーマーケットでブラウニー・ミックスを買ってきた。それを使って、ブラウニー作りに励んでいるのだ。だから作っていると言ってもインスタントなのだが、それでも毎回、作り方をアレンジしている。小麦粉を足したり、卵を増やしたり、オイルを減らしたり...目指すはニセコの「NAC(ニセコ・アドベンチャー・センター)」内「JOJO's」のブラウニーである。
「JOJO's」はニセコに滑りに行くと必ず行くレストランで、食事を終えた後、そこのハンドメイド・ブラウニーを必ず買って帰る。一枚100円で、少し固いチープな味のブラウニーである。が、これがなかなか美味しい。チョコレートとナッツがしっかりと詰まった、しっとりブラウニーも好きだが、エナジーバー感覚で食べられる、カリッとした感触のブラウニーも好きだ。
で、その両方の味覚のブラウニーを作っているのだ。
そして作るからには毎日食べる。お陰で少し体重が増えた。3日後にウルトラマラソンを控えるいるのに、これはまずい...だがそこにあるとつい手が出る。
やはりボクにとってはアンタッチャブルな世界だったのか...
コメントする