上の写真は6年前、2004年の10月にスイスを旅した時、「ブリーグ」という駅で撮影したモノ。この時はボクにとって初めてのスイスで、この「ブリーグ」がスイス国内のハブ・ステーション的役割をしていることは知らなかった。ところがその後、3回、スイスに行き、いずれの旅でもこの駅で乗り換え、その度に記念撮影をした。こうして「ブリーグ」はボクにとってスイスの中でも、もっとも馴染み深い駅となったのだ。
これはつい先日、佐渡島へと旅立つ日の朝、河口湖駅で撮影したモノ。
良く見ると上の写真では駅名の看板の上に、下の写真では電車の側面に、同じ文字が記されている。
「matterhorn gotthaerd bahn」
これはスイスの「マッターホルン・ゴッタード鉄道」と「富士急」が姉妹提携を結んでおり、その記念に富士急が走らせている車両である。さらによく見ると、富士急の車両には「sister railway」の文字も見える。
この日の朝、富士急に乗って大月まで向かったが、同じ車両には海外から来た大勢の若い観光客が、大きなバックパックを背負って乗り込んでおり、その光景と併せて、スイスの旅が懐かしく想い出されたのである。
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