モンスターカレンダー

« 2010年4月 »
123456789101112131415161718192021222324252627282930

2010年4月12日アーカイブ

Under the Sea

| コメント(0)
 
DSCF6888.JPG 沖縄の慶良間、パラオ、そしてサイパン。ボクがダイヴィング・スポットとして愛する場所だ。
 モルディヴでも潜ったし、オーストラリアのグレート・バリア・リーフにも潜った。が、そこに至るアクセス、現地での食事等、もろもろのビフォア・アフターを考慮すると、中でもサイパンはベストだ。
 ボクがサイパンを気に入っている理由のひとつに、そこにもっとも信頼できるガイドが暮らしている、ということが挙げられる。
 写真、一番左側に写っているのはシゲさん。サイパン在住40年ほどのベテラン・ダイヴァーである。サイパンのほとんどのポイントが、シゲさんとその兄弟によって開拓されたことを鑑みれば、サイパンの「海の主」と言っても過言ではない。
 
DSCF6904.JPG 実はボクも、妻も、そして我が娘も、シゲさんに教わってダイヴィングのライセンスを取得した。それ以外にも友人たち数人が、同様に彼の教え子である。120%、海とダイヴィングを知り尽くした男である。
 そんなシゲさんと一緒に潜るスポットの中でも「グロット」は群を抜いて素晴らしい。
DSCF6918.JPG
 「グロット」とはその名の示す通り「洞窟」で、100段ほどの階段を降りて行くと、ご覧のように海に岩棚が浮かんでおり、そこからエントリーするようになっている。そしてエントリーして海の底を見ると、三つの洞窟が外海と繋がっており、その洞窟を抜けて明るい外海に出て行く。
DSC03333.JPG
 その地形の美しさ、海の生物の豊富さ...これまでに30回近く、このグロットに潜っているが、いつも違った表情を見せてくれ、まったく飽きることがない。
 
DSCF6952.JPG 今回は娘の彼も一緒に体験で潜ったが、彼もすっかりとサイパンの海、それにダイヴィングの素晴らしさに惚れ込んだようである。
 
DSCF6963.JPG 美しくも厳しい自然の中で、信頼できるガイド、愛すべき仲間と一緒に過ごす瞬間は、なにごとにも代え難い、至高の時なのである。

 




MT42BlogBetaInner

    木村東吉
    1958 年大阪生まれ。
    20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
    現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
    また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。

    詳しいプロフィールはこちら

    木村東吉公式サイト「グレートアウトドア」

月別 アーカイブ

    問い合わせ greatescape
v

最近のブログ記事

    木村東吉「メールマガジン」登録

    meidive
TOYOTA
sanyo-shokai
MovableType(MT)テンプレート 無料(フリー)
Powered by Movable Type 4.261

最近のコメント