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もういつ大雪が降ってもいいような寒波が来ており、木々が雪に埋もれるのも時間の問題である。
以前、報告したように、たくさんの間伐材をお隣さんから頂いたが、残念なことにまだ伐採してからあまり経過していないので(伐採してから2年以上経たないと駄目だ)、些か水分を多く含んでいる。
こういう場合は森に入って行って、倒木などをストーブに入る長さに切り、それらを一緒に燃やすのがベストだ。
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と言うことで背負子(ショイコと読む)、チェーンソー、鉈などを手に森に入って行き、風や嵐で倒れた倒木をチェーンソーで切り、鉈で枝を打ち、背負子に縛り付けて運ぶ。
昔から童話に「お爺さんは山に芝刈りに、お婆さんは川に洗濯に・・・」とあるが、「芝刈り」とはこのタキギ集めのことで、きっと重労働だったんだろうなあ・・・と思う。もちろん川で洗濯するのも辛い作業に違いないが、いずれにしても昔の人は日常的に重労働を強いられていたんだろう。
そう思えば今現在、自分の置かれている環境がとても恵まれているように感じる。まあすべて物事を相対的にポジティヴに受け止めれば、辛いことなどひとつもないのだ。が、こうして自分の後姿を見れば、あの勤勉な二宮金次郎にも見えてくるのだが、タキギを集めながら本を読むなんて、二宮さんはホントに偉かったんだなあ・・・
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