我が家には二台の薪ストーブがあり、それぞれ薪を燃料として冬は燃え続けている。で、オフィスのティピー内に設置したダルマストーブも、当初は薪を燃料としていたが、ダルマストーブはその形状から、長い薪をくべることは不可能だ。我が家の薪ストーブなら楽に50センチほどの長さの薪が入るが、ダルマストーブの場合、25センチくらいの長さが限度である。さらにこれから本格的な冬を迎えるにあたって、自宅とオフィス双方の薪集めをするのは、かなり面倒なことである。
で、ボクは記憶の底から「コークス」という言葉を引っ張り出し、それをネットで探ってみた。
「コークス」とは、石炭を乾留(蒸し焼き)した燃料のことで、形状は石炭そのものだが、燃えると高熱を発し、尚かつ、煙や炎が出ない...という代物である。かつては蒸気機関車や製鉄業に欠かせない存在であった。
で、何故、ボクの記憶の底にその「コークス」という言葉が眠っていたかと言えば、小学校の時に教室で使っていたダルマストーブが、このコークスを燃料としていたからである。
当時は「日直」という当番があり、自分が「日直」の日は、倉庫に保管してあるコークスをバケツいっぱい教室に運び入れ、授業もそこそこに「火の番」をしたモノである。
その記憶から、今回もダルマストーブの燃料にコークスを...と思ったのである。
ネットで調べると現在ではあまり使われていないものの、少ないながら個人向けに小売り販売をしている業者がいくつか見つかった。
ボクはその中でも下関にある山陽鉱商という会社に問い合わせて、コークスを送ってもらうことにした。ところがボクの記憶というヤツも曖昧で、実際に小学校の教室で燃やしていたのは、コークスとは多少、違っていたようである。
まずその下関の山陽鉱商のサイトを参照にすると、「石炭コークス」「無煙炭」「一般石炭(瀝青炭)」「亜瀝青炭」と4つの種類の燃料に分類され、コークスや無煙炭がもっとも高価である。そしてさきほども言ったように、煙も炎も出ないが高熱を発する。が、小学校の時の記憶では、ダルマストーブの中は炎に溢れ、もちろん煙も煙突からモクモクと上がっていた。
結局は山陽鉱商の方からいろいろなアドバイスを頂き(この会社は小売り販売でも、とても親切な対応でお勧めだ)、瀝青炭がダルマストーブに相応しい燃料であることが判った。
まあ個々の使用法や事情によっては、コークスがもっとも相応しい燃料(なんと言っても煙が出ないことはスゴイ!)となるかもしれないが、ボクの曖昧な記憶と、ティピーの使用に関しては瀝青炭が相応しいことが判った。
かつては日本の至るところに炭坑があり、石炭は「黒いダイヤモンド」と表現され、日本の重要な産業を担って来たが、1950年代以降は石油が石炭に取って代わり、その需要は少なくなったと言われている。が、原油価格が高騰する現在、またその存在が見直されるべきかもしれない。
で、ボクは記憶の底から「コークス」という言葉を引っ張り出し、それをネットで探ってみた。
「コークス」とは、石炭を乾留(蒸し焼き)した燃料のことで、形状は石炭そのものだが、燃えると高熱を発し、尚かつ、煙や炎が出ない...という代物である。かつては蒸気機関車や製鉄業に欠かせない存在であった。
で、何故、ボクの記憶の底にその「コークス」という言葉が眠っていたかと言えば、小学校の時に教室で使っていたダルマストーブが、このコークスを燃料としていたからである。
当時は「日直」という当番があり、自分が「日直」の日は、倉庫に保管してあるコークスをバケツいっぱい教室に運び入れ、授業もそこそこに「火の番」をしたモノである。
その記憶から、今回もダルマストーブの燃料にコークスを...と思ったのである。
ネットで調べると現在ではあまり使われていないものの、少ないながら個人向けに小売り販売をしている業者がいくつか見つかった。
ボクはその中でも下関にある山陽鉱商という会社に問い合わせて、コークスを送ってもらうことにした。ところがボクの記憶というヤツも曖昧で、実際に小学校の教室で燃やしていたのは、コークスとは多少、違っていたようである。
まずその下関の山陽鉱商のサイトを参照にすると、「石炭コークス」「無煙炭」「一般石炭(瀝青炭)」「亜瀝青炭」と4つの種類の燃料に分類され、コークスや無煙炭がもっとも高価である。そしてさきほども言ったように、煙も炎も出ないが高熱を発する。が、小学校の時の記憶では、ダルマストーブの中は炎に溢れ、もちろん煙も煙突からモクモクと上がっていた。
結局は山陽鉱商の方からいろいろなアドバイスを頂き(この会社は小売り販売でも、とても親切な対応でお勧めだ)、瀝青炭がダルマストーブに相応しい燃料であることが判った。
まあ個々の使用法や事情によっては、コークスがもっとも相応しい燃料(なんと言っても煙が出ないことはスゴイ!)となるかもしれないが、ボクの曖昧な記憶と、ティピーの使用に関しては瀝青炭が相応しいことが判った。
かつては日本の至るところに炭坑があり、石炭は「黒いダイヤモンド」と表現され、日本の重要な産業を担って来たが、1950年代以降は石油が石炭に取って代わり、その需要は少なくなったと言われている。が、原油価格が高騰する現在、またその存在が見直されるべきかもしれない。
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