かの偉大なる文豪、詩人であるヘルマン・ヘッセは、晩年の多くの時間を庭仕事をして過ごした。
その様子を「庭仕事の愉しみ」という著書に残しているが、その内容を読むと、季節によって変化を見せる植物たちを、まるで人間関係の縮図のように興味深く描いている。
「植物」は「動物」であって(少しおかしな表現だと思うが)、決して「静物」ではない。人間の時間軸を超越した激しい変化を見せ、それは一般的な意味での「動物」以上のインパクトと感動を我々に与えてくれる。
上の2枚の写真が2年前に庭仕事を始めたばかりの頃。
そして下2枚の写真が現在の様子だ。
こうして見ると、「人間の時間軸を超越した激しい変化」を、如実に実感できるのではないか。
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