薔薇が美しさを競い合っている。
我がオフィスの庭では6種類の薔薇を育てていて、そのうちの4種類は左右からふたつのアーチ状に誘因しており、今年はその「薔薇のアーチ」がようやく完成した。
こちらはアーチの右側に咲く「ニュードーン」というロマンチックな名前の薔薇。昨年まではもう少し白っぽい色合いだった。
アーチの左側には「ダンシング・バタフライ」がその名が示すように官能的な花を開かせている。
もうひとつのアーチには「ピンク・オーシャン」と「ホワイト・ドロシー」が絡み合っているが、このようにアーチで違う種類の薔薇を絡みあうと、その双方の薔薇が持つ特質が交配するような気がするがどうだろう? と言うのも、昨年まで白かった「ニュードーン」が、今年は全体的にピンク色に染まっている。それに以前、すでに紹介したが、ひとつのシュートに、ひとつの花しか咲かなかった「ピンク・オーシャン」が、絡み合う「ホワイト・ドロシー」のように、複数の花を咲かせているからだ。
それにしても…タイトルに「薔薇、バラ、ばら」と書いたが、これらの写真を見ていると、漢字で書く「薔薇」が、もっともその花の姿態を表現しているような気がする。日本語の漢字の優れた一面である。
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