2009年2月17日アーカイブ
モデルの仕事をしていると、氷点下に近い気温の初春に夏物の服を着たり、クソ暑い盛夏に秋冬物のジャケットを着用して撮影するなど、あれこれ奇妙なことは多いが、昨今のデジタル化で、撮影現場でもおかしな状況が生まれている。まずは写真をよく見て欲しい。ちょっと見辛いかもしれないが、キッチンの薪ストーブを使って調理をしているボクを、冷蔵庫の横からカメラマンが撮影している。が、手前の二人のスタッフは、その撮影しているカメラマンやボクを見ないで、ラップトップの画面を真剣に覗き込んでいる。以前なら被写体となるボクを、スタッフは入念にチェックしたモノだが、今では撮影した画像をリアルタイムで無線ランを用いてPCに送信するので、皆が皆、ラップトップと睨めっこをしているのだ。以前はポラロイドなどでテスト撮影が常識であったが、今では誰もポラロイドを使用しなくなった。便利になったと言えばそれまでだが、これまた奇妙な感覚がしなくもないのだ。
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木村東吉
1958 年大阪生まれ。
20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。
1958 年大阪生まれ。
20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。
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