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2009年1月16日アーカイブ

どんど焼き3

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別の町内会の小屋を覗くと、ちょうど子どもたちが「鬼ごっこ」の為に不在で、大人がBBQの準備をしていた。「どんど焼き」の起源は古く、鎌倉時代から行われていたと言うが、もちろんその頃にはBBQなどしなかった。また東京では火災予防のために禁止され、ダイオキシン発生の恐れから、取りやめる自治体も多いと聞く。おそらく連綿とこの風習が続く地方でも、現代風にあれこれアレンジされていると思うが、どのような形に変化しようとも、ずっと遺して欲しい風習のひとつである。





どんど焼き2

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「どんど焼き」は子ども祀りの色彩が強く、子どもたちが朝から各家庭の注連飾りや門松を集めて回ることも多い。「どんど焼き」が行われる傍らでは、この日の為に立てられた簡易小屋があり、そこで子どもたちは「火の番」をしながら一日を過ごす。忍野村を含めてこの辺りは厳寒地なので、冬休みが長く、この祀りの後にようやく新学期が始まるのだ。





どんど焼き

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1月15日は「小正月」。この日を前後に、日本各地では「どんど焼き」が行われる。正月に飾った門松や注連飾りなどを持ち寄って燃やし、その炎で餅を焼き、それを食べると病が除かれると言われている。また書初めを焼いて、やはりそれで餅を焼いて食べると、字が上達すると言われるが、いずれにしても新しい一年の無病息災を願う祀りである。この辺りで、このようないにしえの文化をもっとも残すところと言えば忍野村。昨日、厳寒の夕暮れ、忍野村に出掛けてみた。





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    木村東吉
    1958 年大阪生まれ。
    20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
    現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
    また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。

    詳しいプロフィールはこちら

    木村東吉公式サイト「グレートアウトドア」

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