2009年1月アーカイブ
1月、2月は「メンテナンス」の季節だと勝手に決めている。自分自身のあちらこちら、痛んだカラダを修復するのだ。だいたい毎年3月中旬くらいから本格的に走り始めるので、それまでの準備期間とも言える。で、このタイミングで歯医者に行くのも恒例だ。年に一度か2度(先生は必ず2度来なさいと言う)、歯石を除去してもらう。が、今年は歯石を取りに行ったら、虫歯が見つかった。以前、別の歯科医の先生から、ボクくらいの年齢になったらあまり美味しくないので、虫歯菌も敬遠するから虫歯にはならない・・・というようなことを言われたが、どういう訳か15年ぶりくらいで虫歯になった。「まだ自分の歯は若くて美味しいのだ!」と、喜んでいいのかどうか判らないが、治療する為にしばらく通うことになった。さてボクの通っている歯科医院の名前をよく見て欲しい。「はなまがり歯科医院」と書いている。「はなまがり?」 どうしてこのような妙な名前が・・・この続きはまた明日。
「イエロー・フォール」下でプロ・スノーボーダーの鬼頭功氏と談笑する。後ろには鬼頭氏が率いる「チーム・イエロー」の面々が。皆それぞれ、スキー、スノーボード、スノーシューを問わず、雪遊びが大好きな集団で、好きが高じて今回のイベントを企画したという。このように、いわゆる「イベントのプロ」ではない人たちが創り上げるイベントなので、すべてスムースには運ばないと思われるが、前回のイベントを鑑みると、逆に手作りで暖かみのあるイベントにはなるだろう。
先日、「岳人」という山岳雑誌の取材を受けた。それはすでに1月号として発行されたが、その中の質問で、「死ぬ前に登りたい山は?」という問いかけがあった。それまでに登ったことのない山、一度でも登ったことのある山、どちらでもいいから、人生の最後の山は? という質問である。登ってみたい山は、それこそ「山」のようにいっぱいある。今までに登った山でもう一度、登りたい山も、これまた沢山、存在する。だがボクはこれまで数百回も登った裏山である「足和田山」が、やはり一番好きだ。四季、気候によってまったく違った表情を見せ、そこから見える富士山や湖の表情も、やはりいつも違う。なによりも、自宅から頂上まで、1時間半ほどで往復できることも魅力である。自分が死ぬ前に、もう一度山に登るとしたら、ボクは足和田山を選ぶだろう。
首都圏を離れ、河口湖の湖畔で暮らすことに決めた第一の理由は、毎日、カヌーに乗りたかったからである。で、第二の理由は、第一とはかなり差があるが、毎日、焚き火を眺めながら生活がしたかった・・・ということである。で、我が家には焚き火を眺めることのできる薪ストーブがある。本当は暖炉が良かったが、暖炉はカッコだけでまったく暖かくない。あれは冬でも暖かい地方の見た目だけの暖房で、厳寒の地ではまったく通用しない。かの高名な建築家であるフランク・ロイド・ライトは「暖炉は家の心臓である」と言ったが、我が家の「心臓」の前で取材を受けているところ。詳しくは明日、放送の「まるごと山梨」(午後6時10分から)をご覧ください。
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1958 年大阪生まれ。
20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。
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