そんな仲の良いご夫婦の間にちょっとお邪魔して、来年のPRを! 今年、テストケースで2回のカヌー・ツアーとトレッキング・ツアーを開催しましたが、来年は本格的かつ定期的に双方とも開催します。 富士五湖の自然を十分に堪能し、美味しい料理を徹底的に味わう。そんな「ハングリーパドラー」をたくさん企画していています。 皆様の参加をココロからお待ちしております!
2008年11月アーカイブ
先週の日曜日、我々が主催する初のトレッキングツアーが催行された。 当日はご覧のように周辺の景色がくっきりと浮かび上がるような晴天。 ここは足和田山系の「三湖台」。「三湖台」と言っても、西湖と本栖湖の二つの湖しか見えないのだが、それでもこの日は樹海の中に蒼く本栖湖が浮かび、その遙か彼方には雪を頂いた南アルプスがくっきり。 ボクは年間、ここを数十回は登っているが、ここまでコントラストの強い日は珍しい。 晴れてくれさえすればいいと思っていたが、予想以上の好天にみんなニッコリ。 良かった、良かった。
先日、ついに! 50歳の誕生日を迎えた。 親しい友人からブーヴクリコのWマグナムボトル(3リットル入り!)を贈ってもらって満悦の表情を浮かべているが、50歳になっても相変わらず大酒を呑んでいるし、酔っては馬鹿げた話ばかりしている。 論語によれば40歳は「不惑」と言って、ココロの迷いを断ち切るべく年代だし、50歳は「知命」と言って、神様から与えられた「天命」を知るべく年代だと言う。 未だに迷い続け、未だに「天命」がなにか? はっきりと悟っていないボクは、孔子から激しく喝破されそうだが、とにかく半世紀、大きな怪我や病気もなく、元気に生きてこられた。とりあえずは丈夫に生んでくれた母に、感謝すべき日であることには間違いないのだ。
年に一度、学生相手のアウトドア実習を行っている。最大で50名の学生を受け入れているので、それらのキャンプ道具が大量にある。で、それらは大型のコンテナに収納してあるが、個人的にもアウトドアの道具をたくさん所有しているし(まあそれが商売だから当然なのだが)、それ以外にも遊び道具(一応、仕事の道具も)がいっぱい。で、新たに倉庫を購入した。スチール製の倉庫だと30万から40万ほどするが、今回、我々が購入した倉庫はプラスティック製で、値段も10万ちょいと、安い!が、自分で組み立てなければならない。 ちゃんと組み立てられるのか? ちょっと心配だ。 だが実を言うと、我がアシスタントの女性は、女性ながらプラモデル製作が得意で、このような作業が大好き。さらに彼女の旧友もそういうことが得意、と言うことで、プラモ好きの二人に手伝ってもらって倉庫を製作。 えっ? 自分はどうなのかって? 正直に告白すると、小さい頃からプラモが苦手だ。
「紅葉と滝」を愛でようと、笛吹川の源流である「西沢渓谷」に行ったが、犬は渓谷には入っていけない・・・と言われて、甲武信ヶ岳へと続く、「徳ちゃん新道」と「近丸新道」を歩いた。結果的には紅葉だけではなく、季節や歴史を感じさせる様々なモノと出会い、とても素晴らしい清秋のトレッキングを満喫した。 特定の場所で犬の立ち入ることを制限するローカル・ルール(決して法的根拠はない)があることはよく知っている。だが、それを周知納得させるには、それなりの根拠と詳しい説明が必要である。今回の「西沢渓谷」の係員のように、「観光客の中には犬嫌いの人もいるから」という説明では、誰も納得しないだろう。最終的には「渓谷の道が狭く、滑落等の危険を防ぐために、立ち入りの自粛をお願いしている」・・・という説明を聞き、我々も「そういう理由なら」と納得したが、当初は高圧的に「犬は禁止だ!」と咎められ、中には「犬を連れてくる必要性がどこにあるのか?」とまで言い出す係員もいた。 我々も無用なトラブルを避けるために、いろいろな下調べをしてから犬を連れて出かけている。 昨年、涸沢カールで見事な紅葉を堪能したが、今年は犬の為にそれも諦めた。 このブログでも報告したが、2週間ほど前には「昇仙峡」のロープウエイに乗らずに、登山道を歩いて「弥三郎岳」に登った。 世の中には犬嫌いの人も数多く存在する。それは仕方のないことだ。だが好き嫌いだけで、誰かがなにかをする権利を奪うことは出来ない。我々、犬を飼う側にも、様々な角度から検証する必要もあると思う。 そして双方、それをきちんと納得できる方法で、譲歩案や妥協点を見出していくべきだろう。 そうしなければ犬問題に限らず、「観光」そのものの意義が問われることになるだろう。 とまあ、今回はいろいろと考えさせられたトレッキングでもあった。
この連休に紅葉を愛でようと、笛吹川の源流である「西沢渓谷」に出かけた。「西沢渓谷」は大小、様々な滝があることで知られ、「紅葉と滝」のコントラストを楽しみにしていたが、渓谷の入り口にいた係員から「犬連れは禁止です!」と呼び止められた。 上高地や乗鞍などの一部の山で、犬の入山を禁じていることは知っているが、「西沢渓谷」でそのようなことは聞いたことがない。で、その係員に詳しい説明を求めたら「他の観光客とのトラブルを避けるために立ち入り禁止をお願いしている」ということだった。 なんの法的な根拠もなく、他人の楽しみを奪う権利は誰にもないと思うが、無用なトラブルを起こしてまで「滝と紅葉」を見物しても、まったく楽しくないと判断し、「西沢渓谷」を諦め、「甲武信ヶ岳」へと続く登山道を登った。その判断は正しかったようで、混雑する観光地と違って、その登山道は秋の静かな風情に包まれていた。 数回に亘って、秋の甲武信ヶ岳トレイルを紹介したいと思う。
犬を飼っていると、こういうイタズラも楽しみのひとつだと思うが、この表情を見れば判るが、犬にしてみれば“迷惑な話”。 さて昨日はハロウィン。東京の公共交通機関では外国人たちの“騒ぎ”を警戒するビラが駅構内に貼られた、とのニュースも読んだが、我が家ではなにもしていない。 西欧から来た季節行事で、きちんと日本で根付いたのはクリスマスとバレンタインデーくらいで、このハロウィンはあまり根付いていない気がする。 もっともバレンタインデーは製菓会社の商業的思惑に、恋人たちがまんまと乗せられているだけだし、今ではクリスマスにしても“降誕祭”を祝う意味合いからはかけ離れている気がする。 いずれにしてもなんらかの消費意欲を煽るイベントになってしまっている。 だがそれも楽しければいいが、“騒ぎ”を警戒するようになれば、みんなにとっても“迷惑な話”でしかないのだ。
MT42BlogBetaInner
1958 年大阪生まれ。
20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。
最近のコメント