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2007年5月アーカイブ

多芸、多趣味な友人その2

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Rikka2
「多芸、多趣味な友人」が我が庭で野外コンサートを開いてくれた。
友人のサックスプレイヤーも伴っての熱演だ。
彼はギターも弾けるが、ピアノも弾ける。が、ボクをなによりも感激させたのは、数年前、蝶が岳の頂上で吹いてくれたハーモニカだった。その音色は、登頂で疲れたからだと高揚する心を、とても優しく癒してくれた。





多芸、多趣味な友人

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Rikka
毎朝、5時45分に集合して走っている。
最初は妻と二人きりだったが、今ではメンバーも5人に増えた。
ボクの隣で笑っている長髪の人物もその一人で、このような風貌だが立派な外科医である。で、外科医でありながら、ミュージシャンでもある。自作のCDも出しているし、コンサートも開いている。本人は「シンガー・ソング・ドクター」を自称している。そしてもちろん本格的なアスリートでもある。
実に多芸、多趣味な人生である。





ホームリバー10

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Ketagawa_kyoudai
以前はボク一人ですべての積み込みをしていたが、今では二人の息子がよく手伝ってくれる。同じような「腰パン」で同じような力のいれ具合で・・・





ホームリバー09

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Ketagawa_tumikomi
気田川をカヌーで下る時には、あらかじめ出発点と終点に車を停めておく。
で、カヌーの終点でそれを車に積み込み、出発点(キャンプ地)へと戻るのだが、2台の車に積み込んだカヌー、カヤックをすべて1台の車のルーフトップに積み込むことになるので、ご覧のような状況に・・・





ホームリバー08

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Ketagawa_fuji
この時期、気田川の河面には美しい藤の花房が覆い被さり、しばしパドリングの手を休め、川の流れに身を任せる。
カヌー、カヤックを楽しむことのできる場所はいくらでもあるが、豊かな自然と共にそれを堪能できる場所は、残念ながらそれほど多くはない。





ホームリバー07

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Ketagawa_canue
で、飛び込むのに飽きたら、また再びカヌーに乗り込み川を下る。
いずれにしても、ひたすら童心に還るのだ。





ホームリバー06

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Ketagawa_dive
毎年、ゴールデンウィークには気田川をカヌーで下る。
メインの目的はカヌーだが、途中で適当な岩を見つけるとそこから飛び込むのも恒例になっている。
なるべく高い所から飛び込むのが、息子たちの最優先課題で、いつの時代も、少年の単純なる優先順位は不変であることを証明する。





ホームリバー05

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Ketagawa_asa
気田川には、いつもならキャンピングカーを引っ張って行くが、今年は夏の槍ヶ岳登頂を見据えて、小型の軽量テントやバックパック用品を持参した。
朝起きて、寝袋の下に敷いてあるマットを椅子として代用し、ポケットコンロでお湯を沸かしてお茶を入れる。
ミニマリズムの心地よさがそこにはある。





ホームリバー04

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Ketagawa_inemuri
たき火を見つめ、いつの間にか居眠りを始めた親父。
ただ単にだらしないのか、それとも幸せすぎるのか。
いずれにしても平和な眠りのひとときである。





ホームリバー03

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Ketagawa_takibi
静岡県天竜川支流、気田川に通い始めて15年近くになる。
当時、幼かった息子たちもすっかりと成長し、今では自分たちだけでカヌーを漕ぐし、夕食後のたき火の火熾しから消火まで、すべて任せることができる。
親父は息子の熾したたき火を見つめ、酒に酔っていい気持ちになるだけである。





ホームリバー02

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Ketagawa01
毎年、気田川をカヌーで下る際には河原でキャンプをする。
で、ここ数年はキャンピングカーを引っ張って行くことが多かったが、今年は新しく購入したテントを試したくて、そのテントを持参した。
ご覧のモノがその新しいテント。
「ブラックダイアモンド社」製で、付属のポール、あるいはトレッキングポール一本で設営可能で、設営時間は僅か5分ほど。超軽量で4人まで就寝が可能だ。
実はこのテントは、今年の夏の槍ヶ岳登頂の為に購入したのだが、一足先に気田川で試してみた。
結果は予想以上に使いやすく、これで夏のお楽しみがまたひとつ増えたのである。





ホームリバー01

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Ketagawa
今年のゴールデン・ウィークも気田川をカヌーで下った。
この川に通い始めて何年になるのだろうか・・・
初めて下ったのが93年頃だったから、すでに15年近く通っている。
いつまでも変わらない景色、水の美しさ、そして穏やかな流れ・・・
今年も数回に亘って、気田川のスナップをお送りしたいと思う。





目覚まし時計はどこに? その2

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Canadageas02
で、これが道路横断中のカナダ雁。
いつも無事、車にも轢かれないで山に入って行き、ある場所まで行くと、そこから鳴きながら飛び立ち(カナダ雁はいつも鳴きながら飛ぶ)、頭上を何周か旋回してどこかに消えて行く。
その一連の行動はなにを意味するのか? ボクにはさっぱり判らないのだ。





目覚まし時計はどこに?

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Canadageas
河口湖には何羽かのカナダ雁(カナディアン・ギース)が住み着いている。
これは遙かカナダから渡って来た鳥で・・・と言いたいところだが、どうやら誰かがこの鳥を河口湖まで連れて来て放ち、それが今では数を増やして定住している、というのが事実らしい。まあそれはいいとして、その内の2羽が、朝の5時30分になると湖から陸に上がり、さらには道路を渡って山に消えて行く。
なんの目的があるのか判らないが、それよりも謎は、なぜ毎朝、決まった時間に同じ行動をするのか?  ということ。
どこかに目覚まし時計でも隠しているのか?





樹木の底力

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Purun
河口湖に来て1年目の夏、つまり11年前の夏に、信州に住む義父が我が家にやってきて3本の木を植えた。2本のプルーンの木と1本のリンゴの木で、その内の一本のプルーンの木は大木に育ち、今では我が家の屋根より高く伸びている。ゴールデン・ウィークにはご覧のように白い花を咲かせ、夏の終わりにはこの花と同じくらいの数の実をならせる。
義父が植えたのは30センチほどの苗だったのだが・・・





再び身延山巡礼04

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Kinensatuei
今回、我々を身延山に誘ってくれたのは、中央のスキンヘッドの大男。
ブルガリア出身、今現在は我が息子の通う中学校の英語の教師である。
山梨に12年も暮らしていて、身延山に行くことが初めてというのも恥ずかしいが、その案内を外国人にしてもらうのも恥ずかしい話である。
これからは自分の足下にある素晴らしい文化、自然に、もっと注意深く在ろうと反省した身延山巡礼であった。





再び身延山巡礼03

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Tyoukoku02
報恩閣の軒下に彫られた竜。
細部のあらゆるところまで気を抜くことなく、美しい装飾が施されている。
これが信仰の情熱が生み出す“力”なのか。





再び身延山巡礼02

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Tyoukoku01
身延山久遠寺、祖師堂。
豪華絢爛、華美、荘厳であるが、不思議と杉や桜の大木、古木に囲まれ、辺境の山の中に静かに佇んでいると、それに向き合うとき、静謐で厳粛な気持ちになる。





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    木村東吉
    1958 年大阪生まれ。
    20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
    現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
    また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。

    詳しいプロフィールはこちら

    木村東吉公式サイト「グレートアウトドア」

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