クリーン・エネルギーの開発は国際レベルで進んでいると思われるが、総面積3000平方キロにも及ぶ氷河地帯を有し、観光立国として成り立っているスイスではその取り組みも真剣である。
ご覧の写真はサンモリッツの駅構内の電飾看板だが、サンモリッツの案内地図と共に、各施設がどれだけクリーン・エネルギーによって稼働しているかを示している。
例えばサンモリッツの街からピッツネイルの山頂へと向かう登山電車は、ソーラーパワーによって稼働してる。
その他、風力や水力、さらに再生可能なバイオマスと、化石エネルギーに極力、依存しないエネルギー政策が推進されているのである。
2007年2月25日アーカイブ
スイスの国土の広さはほぼ日本の九州と同じで、その小さな国が、ドイツ、オーストリア、イタリア、フランスといった国々に囲まれている。
地域によってその数は異なるが、スイス全土で言えば、ドイツ語を日常的に話す割合は72パーセントにも登り、次いでフランス語が33パーセント、イタリア語が14,5パーセント、英語が10,9パーセント、その他の言語が約12パーセントを占める。(多重言語登録のため、その数が100パーセントを超える)
もちろんその言語が採用されている地域では、食生活もその言語に準じており、フランス語圏やイタリア語圏では、それぞれの国の本格的な料理が味わえる。
このように小さな国土ながらとても多様性を持った国民性で、ボクの隣に写っているプリスカはサンモリッツ観光局に勤める24歳の女性。彼女もドイツ語、英語、フランス語、それにイタリア語と、4つの言語を自由に操る。
これを大変だと感じるのか羨ましいと感じるのか、それは個々によって違うだろうが、スイスの観光局に勤める限り、多重言語の理解力は必需のようである。
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木村東吉
1958 年大阪生まれ。
20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。
1958 年大阪生まれ。
20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。
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