タイトルに「水上サーフィン」と書いて、すぐにこれは滑稽だと自分で気が付いた。サーフィンはそもそも水上でするものだ。
敢えてこう表現したのは、この「ウエイクボード」というスポーツが、本来なら波のない湖面や川面などで、モーターボートの引き波を利して遊ぶからで、その動きはサーフィンに近い。だが上級者になると、その引き波を使って一回転したり、凧のように空中に舞い上がったりと、かなりその動きがダイナミックである。だからどちらかと言うとスノーボードに近いのだが、「水上スノーボード」と表現すると、ますます紛らわしいので、タイトルのような滑稽な表現になってしまったのだ。
この「ウエイクボード」、雪上のスキーとスノボの人口比率と同じように、水上スキーを上回る勢いで愛好者が増え、河口湖に限って言えば水上スキーよりも盛んである。
ご覧の我が次男も幼い頃から始め、今では波を使ってジャンプなどもするようになった。
近頃では高校の修学旅行の体験コースもあるらしく、修学旅行で箱根見物などをした世代にとっては、今の世代の子どもたちがとても羨ましいのである。
2006年7月10日アーカイブ
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木村東吉
1958 年大阪生まれ。
20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。
1958 年大阪生まれ。
20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。
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