ものすごい豪雨の中、真っ先にゴールに飛び込んで来たのは「チーム・ターザン」のメンバー。
　開口一番「スゲー長い！」とトレイルランのコースの長さにクレーム、その後「あー！　ハラ減った！」と言って倒れこんでしまった。
　ご覧のようにゼッケン・ビブは泥だらけで、いかに厳しいレースだったかを物語っているが、それでも爽やかに笑顔のゴール。
　どんな天候だろうと、やはり自然の中でからだを動かすことは気持ちのいいもの、だと思う。

　一昨日の日曜日、ものすごい雨の中、3回目の「ジャングルアイス」が開催された。
　競技種目はカヤック、MTB、ラッペリング、トレイルラン。
　ご覧のように朝のブリーフィング時から雨が降っており、コース説明を受ける選手は傘をさしている。
　予報では明け方には上がる・・・なんて言っていたが、カヤックのステージでは湖の対岸が見えないくらい雨が降りしきり、MTBのコースは文字通り“泥沼状態”
　おまけにトレイルランのコースが長く設定してあったので、予定では昼過ぎには終了するはずだったのに、最後の選手がゴールしたのは夕方の6時。
　選手のみんなも疲れたと思うけど、運営するこちらも大いに疲れたレースとなった。
　はあ・・・
　

　我が家には湖に面したテラスがあり、冬の間はそこには立ち入ることがないが、ゴールデン・ウィークの時期になるとそこにタープを架け、朝食や夕食を食べ、時には読書したり新聞を読み、夕暮れ時には食前酒を飲む、といった和みの場所となる。
　先日、テレビの取材があり、そのテラスでインタビューを受けることに。
　テラスの周りには３本のシャラの木、１本の山モミジ、それに朴の木が植わっているが、それらの樹木も新鮮な若葉を纏っている。
　今年もこれからのシーズン、このテラスで様々な取材を受けることになると思われるが、樹木の緑は今がもっとも眩しいのである。

　先週、我が長女は二十歳の誕生日を迎えた。
　娘が生まれた日のことが、つい昨日のことのように思い出されるが、もう20年も経ってしまったのである。
　やはり我が子が成人するのは感慨深いモノである。
　で、その娘の誕生日の翌日、とうとう娘と同い年の女の子と一緒に仕事をした。
　ある飲料メーカーの（これはいずれ明かすが）CM撮影だったのだが、彼女たちとカヌーを漕いだり、アウトドア・クッキングをしたり…撮影が終了し、我が家で記念撮影をしたのだが、ご覧の写真のようにピースサイン。
　はあ…自分がどっと老けた感じがしてしまった。

　そしてここが「ジャングルアイス」、トレイルランのコース折り返し地点。
　朝霧高原「毛無山」の登山道にある「不動の滝」
　細いながらもかなり落差のある滝で、とても素晴らしい景観なのだが、その名前がねえ・・・日本全国に「不動の滝」と名付けられた滝がどれくらいあるのか知らないが、もう少しネーミングに工夫が欲しいなあ・・・
　確かに“不動”なのだが。

　いよいよ来週の日曜日は「ジャングルアイス」である。
　準備も着々と整いつつあるが、先日の早朝、トレイルランのコース設定の下見を行った。
　今年は本栖湖から朝霧高原へと抜けるコース設定となっているが、途中、羊がいる牧場の横を通り過ぎると、その羊たちが集まって来た。
　なんととも人なつっこい羊たちである。
　レース途中、この光景はかなり心和むことと思われるが、さてそこまで余裕があるのかどうか・・・

　長女が妻にカーネーションとショートケーキを贈ると、長男も負けじと持ち出したモノがこれ。
　実はこれ、アイスクリーム・メーカー。
　これでアイスクリームを作って、妻に食べさせようという魂胆である。
　我が家ではアウトドア機材を海外から、とくにアメリカにある「ＲＥＩ」から個人輸入しているが、これもそのひとつ。
　この赤いボールの中にある金属製のシリンダーに生クリームや砂糖を入れ、ボールのそれ以外の箇所に氷と塩を入れ、あとはこのボールでキャッチボール（かなり重いが・・・）するだけ。すると30分ほどでアイスクリームが出来上がる、という仕組みである。
　冷凍庫はもちろんのこと、冷蔵庫もないアウトドアのフィールドで作るアイスクリーム、今年の夏、ひとついかがですか？

　昨日は「母の日」
　3人の子どもたちも友達との約束を控え、昨日はずっと自宅に。が、べつに家事を手伝うわけじゃなし、普段どおり、あれこれ妻にワガママばかり言っている。
　だが来週、二十歳の誕生日を迎える娘は、赤いカーネーションと妻の好物のショートケーキを買って来た。
　夕食後にそれを贈る娘と、喜びの涙を浮かべる妻。
　一瞬、なんだか妻がとても年老いた気がしたのは、ボクも感傷的になっていたせいだろうか・・・