毎年、冬休みに家族揃ってスノーボードに行く。
妻の実家が信州の豊科にあり、今年はそこを拠点として各スキー場を周ったが、その実家からは「常念岳」が綺麗に見える。
実は妻自身は東京生まれの東京育ちなのだが、彼女の父、つまり義父がこの「常念岳」の美しさに心底惚れ込み、余生をその麓で暮らしたいと願い、17年ほど前に東京から移住したのだ。
山岳写真を生業とする義父にとって、美しい山々は枚挙にいとまなく見て来たに違いないだろが、こうして朝陽を受けてピンク色に染まる「常念岳」を見ていると、義父がこの山をこよなく愛する気持ちが少しでも理解できる気がする。
ここ数年はボクも妻や友人を伴って、この「常念岳」に連なる「蝶が岳」からの縦走を行ったりするが、未だに厳冬期の「常念岳」には登ったことがない。
いつの日かこの山の頂で、このような美しさを山に与える、偉大なる朝陽を拝みたいと思っている。
2006年1月12日アーカイブ
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木村東吉
1958 年大阪生まれ。
20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。
1958 年大阪生まれ。
20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。
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