10年ぶりにマウンテンバイク(MTB)を購入した。
以前のMTBにも「フロント・サスペンション」が装着されていたが、10年も経過すると、なんとなく浮き沈みはするが、路面の凹凸による衝撃を優しく吸収してくれる、というほどの代物ではない。が、さすがに新しいMTBのフロント・サスは快適で、まるで雲の上を走っているみたい。
「この感覚はどこかで・・・」と、頭の中にある記憶をあれこれひっくり返していたら、ノントラックをスノボで滑走する感覚が蘇って来た。
樹木などの周囲の景色が後方へ素早く流れ、刻一刻と変化する路面の状況に合わせて、膝で衝撃を吸収するテクニック、自分の頭の中で描く流麗なライン、そのどれを取っても、バックカントリーのスノボそのものである。
真夏の早朝に、そんな気分に浸って森の中を走っていたら、5頭ほどの鹿の親子が前方の道を素早く横切って行く!
どうやら・・・しばらくこの快感から抜け脱すことができないみたいだ。
2005年7月 8日アーカイブ
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木村東吉
1958 年大阪生まれ。
20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。
1958 年大阪生まれ。
20代は雑誌「ポパイ」の顔としてファッションモデルとして活躍したが、その後、30 代に入りアウトドア関連の著作を多数執筆。
現在は河口湖に拠点を置き、執筆、取材、キャンプ教室の指導、講演など、幅広く活動している。
また各企業の広告などにも数多く出演しており、そのアドバイザーも務めている。
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